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モバイルAブリッジは7月27日、同社が提供するWi-Fiによるリアル店舗の顧客傾向分析サービス「ウォークインサイト(WALK INSIGHTS)」を利用した分析結果を発表した。これによると「ポケモンGO」のリリースで、ポケストップになっている店舗では新規の通行者が70%増加したが、入店者数への影響は限定的だった。

東京23区内でポケストップになっている店舗Aに関する分析は、同店舗において6月1日から7月24日の期間に収集したデータ。7月22日10時のポケモンGOのリリースによる通行量の変化を見ると、同店舗の前を通ったことがある人も、ない人もともに増えている。

これは、ポケモントレーナーを普段通らない場所や道に誘っていることを示しているといい、AR(拡張現実)コンテンツ×ポケモンの影響力の大きさが伺えるという。

一方、入店者に関してはポケモンGOのリリース前と比較して2.2%減少した。同店舗はポケモンGOに関連した企画を実施していないこともあり、効果は認められなかったと同社は分析している。

ポケストップとなっている店舗や、ポケモンGOのリリース後に通行量が増加しているエリアにある店舗は、店舗の業種・業態により施策もない場合、通行量の増加による入店の効果がほとんど認められないとしており、ポケモンGOに関係するようなプロモーションやイベントを実施することは意味のあることだと同社は推測している。

同社のセンサを設置している店舗のうち、路面店26カ所とショッピング・モールなどの施設内店舗26カ所を抜粋し、それぞれ時系列の傾向を分析した結果、路面店ではポケモンGOのリリース後3日間に通行者が増加しているという。

路面店では、リリース前後で通行者の多い時間帯に変化はないものの、通行者はリリース前の519人/時に対してリリース後は679人/時に増加した。

さらに、ショッピング・モールでも通行者の多い時間帯はリリース前後で変化していないが、通行者はリリース前の310人/時に対してリリース後は371人/時と増加している。

(山本善之介)