宗像大社 中津宮。離島の大島にある神秘のパワースポット。参道に敷き詰められている紫色の石は「あずき石」といって、大島で見られる珍しい石。持ち帰りはNGなので、写真に収めて

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日本書紀や万葉集にその名前が登場するなど、福岡県の宗像周辺は神との深い縁で結ばれた寺社の宝庫。今回、夏ドライブにぴったりのシーサイドエリアである福津・宗像エリアで、ご利益のあるパワスポ7か所を紹介する。

【写真を見る】宗像大社 辺津宮の奥にある高宮祭場。宗像三女神降臨の地と伝わる場所で、社殿のない時代の祭祀場には神聖な雰囲気が漂う

■ 宗像大社 中津宮

宗像大社とは大島の中津宮、田島の辺津宮、沖ノ島の沖津宮の3つの総称。離島の大島にある中津宮は次女神・湍津姫神を祀る。拝殿奥の本殿は1566(永禄9)年に再建。ここから徒歩約20分で沖ノ島を拝む沖津宮遥拝所に着く。また天の川伝説の文献が残ることから七夕伝説発祥の地とされ、8月7日(日)には七夕祭が開かれる。

■ 宗像大社 辺津宮

宗像三女神の末女神である市杵島姫神を祀ったお宮で、一般的に宗像大社として親しまれる。宗像大社が道の神様とされることから車の安全祈願に訪れる人も多い。広い境内には参道や神宝館などが点在。特に高宮祭場は、宗像三女神降臨の地と伝わる場所で、社殿のない時代の祭祀場。神聖な雰囲気漂うパワースポットだ。

■ 成田山不動寺

1965年に千葉県成田市の大本山成田山新勝寺から不動明王を迎えて開山。標高200mの湯川山中腹に位置する寺で、波津海岸の三里松原を一望するビュースポットとしても知られる。交通安全や厄除け、商売繁盛などのご利益がある。本堂には一周できる外廊下があり、響灘や遠くは山口県まで見える。

■ 大森神社

ナマズをお祀りする神社。室町時代、武将・河津興光が京都の戦で傷を負った際、水底から現れたナマズに救われたという伝説が残る。水難から助けたという意味から、水の神様としても慕われている。参道を進むと見えてくる「なまず池御神橋」。この赤い橋から本殿を望む景色がおすすめ。本殿前には、狛犬ならぬ狛ナマズがいる。

■ 志賀海神社

海の神・綿津見の3柱の神様をお祀りし、古代から海の守り神として信仰される。けがれを嫌う神のため、御潮井を体に「左右左」とふって清め、一礼して鳥居をくぐり、参拝しよう。海を望む遥拝所は、神社に附属する大嶽神社や伊勢神宮、皇居などを遥拝する。楼門の奥にある本殿は約400年前に建てられ、創建は2000年以上前。境内には神功皇后に由縁のある鹿角庫もある。

■ 高倉神社

199年、仲哀天皇が九州に入った際、船が動かなくなったが、高倉神社にお参りすると動き出した、と日本書紀に名前が登場する由緒ある古い社。境内はクスやサクラなど、見上げるほどの巨木に覆われ、神秘的な空気が漂う。境内にある5円玉の石像は、穴をくぐると良縁のご利益があると話題。拝殿前の綾杉は仲哀天皇の妃である神功皇后が手植えしたといわれ、樹齢は推定1800年。

■ カトリック福岡黙想の家 ザビエル聖堂

かつて鹿児島市にあったザビエル聖堂を、保存のため、2013年に移築・再建した教会。木造建築の赤い屋根が特色の祈りの場だ。正面の4本の石柱や内部の机、調度品など当時のものが残っていて、建築物としても注目を集める。敷地内には「ラファエルの泉」があって、自由に井戸水をくむことができる。イエスの十字架の道行をなぞった自然遊歩道もあるので、ゆっくり散策するのがおすすめ。

【福岡ウォーカー】