【知ると役立つ】iPad Proを120%活用できる3つのワザ

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「iPadって便利だけど、使うシーンが限られる」なんて感じていませんか? 実はちょっとしたテクニックでiPadの活用方法は広がります。本記事では、普段からiPad Pro(12.9インチ)を使っている筆者が、iPadをもっと便利に活用するために3つのテクニックを紹介します。

(1)ガンガン使っているときに、複数のアプリをスムーズに切り替えるワザ

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iPhoneでは、アプリを切り替えるのにホームボタンを2度押しします。片手で操作できるスマホでは特に支障がない動作ですが、サイズが大きいiPadではこれが意外と面倒です。特にビジネスシーンでは複数のアプリを素早く切り替えたいときも多く、何度もこうした操作を行うのはストレスになるでしょう。

そこで覚えておきたいのが、「マルチタッチジェスチャー」という機能です。4本以上の指を使ってディスプレイを操作することで、ショートカット操作が可能になります。例えば、5本指でアプリ画面を左右にフリックすると、起動しているアプリが切り替わります。

 

 

↑ディスプレイを5本指で左右にフリックすると、アプリが切り替わる

ちなみに、iPad Proを利用している場合、Smart Keyboardのショートカットコマンドでも起動中のアプリを切り替えられます。【command】+【tab】を同時に押すと、最近起動したアプリの一覧が画面に表示されるので、使用したいアプリを選択すればOK。タッチ操作なしでもアプリを切り替えらます。

 

最近使ったアプリの一覧が表示される。【command】を押したまま、【tab】を繰り返し押すことで、アプリを選択。ボタンを離すと、指定したアプリに切り替わる

 

(2)デスクトップPCを使っているときに、iPadを無駄なく活用するワザ

「せっかくiPadを買ったけど、デスクトップパソコンを使う時間が多くてあまり活用していない」というのはもったいないですよね。有料アプリを使うことにはなりますが、USBで接続すれば、iPadをサブディスプレイとして活用できるので覚えておきましょう。

使用するのは「Duet Display」というアプリ。価格は2300円とやや高めですが、ディスプレイを買うよりはずっとお得です。パソコン側は、OS X 10.9以上、またはWindows 7以上を搭載するマシンに対応しています。

 

使用するパソコンで公式サイトから「Duet Display」をインストールしておく

iPadで「Duet Display」をインストールする

 

iPadをUSBでパソコンに接続し、両側で「Duet Display」を起動する。上記はiPad側でアプリを起動した画面

 

接続が完了すると、iPadの画面にパソコンの画面が表示されます。例えば、Windows 10搭載のマシンで開いている「Chrome」を、マウスを使って画面の端にドラッグしていくと、画面右端からはみ出た部分がiPad側に表示されます。マウスのポインタも表示されるので、通常のディスプレイと同様に使用可能です。

 

iPadがサブディスプレイとして機能する

 

ディスプレイの表示領域が増えることで、資料を見ながらテキストを入力するなど、同時作業がしやすくなります。この際、12.9インチのiPad Proだと、ディスプレイが大きくて非常に有効です。iPad miniなどの小さいディスプレイでも、ノートPCの小さい画面を補助できるくらいにはなるでしょう。もし、現在使われていないiPadがあるなら、サブディスプレイとして再利用するのもありかもしれませんね。

 

(3)移動中にカバンの中に入れたままでもiPadを活用できるワザ

iPad Proなどで顕著ですが、大きいサイズのモデルはカバンからの出し入れが手間になります。電車で移動する際などには、やはりiPhoneを利用するのが便利です。

 

P1110619 iPad Pro(12.9インチ)の出し入れはちょっと大変

 

こんな時にiPadをカバンに入れたままにしてはもったいない。Wi-Fi + Cellularモデルに限られますが、「テザリング」機能を活用すれば、モバイルルーター替わりに利用可能です。iPhoneの通信量を節約できます。

 

iPadで「設定」アプリを起動。「インターネット共有」をタップし、スイッチをオンにする。接続に必要なパスワードはこの画面で変更可能

 

写真 2016-07-26 20 21 08 iPhoneで「設定」アプリを起動。「Wi-Fi」をタップし、スイッチをオン。インターネット共有の欄に表示されるiPadを選択し、パスワードを入力する

 

写真 2016-07-26 20 21 35 接続が完了すると、iPhoneの画面上部にテザリング中であることを示すアイコンが表示される

 

普段からiPhoneの通信量をたくさん消費している人は、iPad側の通信量もうまく活用することで、通信規制にかかりづらくなるでしょう。ただし、iPad側の通信プランの契約内容によっては、テザリングするとiPad側の通信量がなくなってしまうので注意も必要です。自分の使用スタイルと契約内容に応じて、検討してみてください。

 

(文/井上 晃)

いのうえあきら/ライター いのうえあきら/ライター

スマートフォン関連の記事を中心に、スマートウォッチ、ウエアラブルデバイス、ロボットなど、多岐にわたる記事を雑誌やWebメディアへ寄稿。雑誌・ムックの編集にも携わる。モットーは「実際に触った・見た人だけが分かる情報を伝える」こと。編集プロダクション「ゴーズ」所属。