今季は欧州の舞台で“奇跡”を…バーディ「CLでプレーするのが楽しみ」

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 レスター・シティは27日、イングランド代表FWジェイミー・バーディと2020年までの4年契約を結んだことを、正式に発表した。

 バーディは昨季、11試合連続ゴールのプレミア新記録を達成するなど、24得点を記録。プレミアリーグ年間最優秀選手賞、イングランド・サッカー記者協会(FWA)の年間最優秀選手賞と個人で2冠に輝いていた。そのため、アーセナルへの移籍が噂されたが、6月23日に契約延長を発表。EURO2016後のオフを過ごしたのちに新契約に正式にサインした。

「イングランド代表に集中したかった。どんな憶測にも気を逸らすこと無く、プレシーズンを迎えられるのは良いことだね。将来は決まった。僕はレスターの選手であり、レスターと共に戦っていけるのを本当に嬉しく思ってる。僕にとってクラブは素晴らしい存在だ」

 そう語るバーディ。チャンピオンとして臨む今季に向けては、「クラブにとって大きなシーズンになる。そのために確実に準備をしなくちゃいけない。昨季は誰も何も僕らに期待していなかったが、今年は難しくなるだろうね。だから、本格的に準備をしなくちゃね」と厳しいシーズンになることを覚悟している。

 それでもバーディは新たにやってくるシーズンを楽しむつもりだ。「昨季、僕たちが成し遂げたことは、誰もが想像したこと以上の出来事だった。だけど、もう一度僕達はやり遂げなくちゃいけない。恐れはないよ。僕達はタイトルを守り抜くし、チャンピオンズリーグでプレーするのも楽しみだ」。レスターが今季、欧州の舞台でどんな戦いをするのか。昨季の“奇跡”を見届けたサッカーファンにとっては楽しみなシーズンとなるかもしれない。


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