27日、新京報によると、湖北省武漢市の地下鉄ではあの手この手の不正乗車が相次いでいる。

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2016年7月27日、新京報によると、湖北省武漢市の地下鉄ではあの手この手の不正乗車が相次いでいる。

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26日には4号線の武昌駅で、3時間に30人が不正乗車をしているのが発覚した。不正乗車の“難関”といえば自動改札だが、彼らはどのような方法ですり抜けようとしたのか。

40歳くらいとみられる夫婦は、荷物を手に足早に駅に入ってきた。妻が前を歩き、その後ろに夫がピッタリと「合体」して、ICカードで自動改札を突破した。職員が呼び止めると、夫の顔は首まで赤くなり、カメラがあることに気付いた妻は「すみません。こういうことは初めてです。ちょっとうっかりして。さらさないで下さい」と言った。夫は「急いでいたので、並んで切符を買うのが面倒だった」などと弁解した。

中には開き直る人もいる。ラッシュで混雑する中、身長140センチほどの女の子を連れた60代くらいの男性が、やはり2人同時に自動改札を通り抜けた。中国では身長で切符の要不要が決められており、基準は120センチ以上だ。職員がそのことを告げると、男性は「切符を買う金はない。携帯電話をあげるからこれでいいだろう?」と言った。職員が再び協力を願ったところ、男性は「子どもはいらない!」と吐き捨てるとそのまま立ち去ってしまった。職員は仕方なく、女の子を男性の元へ連れて行き、口頭注意で済ませた。

2号線の駅でも同様の行為が見られた。中年女性が駅を出る際に、学生用のカードを使用したように見えた。職員がICカードの提示を求めたが女性は拒否。再三の求めに渋々応じて出されたカードは、やはり中学生の息子が普段使っている学生用のカードだった。データを調べると、女性は過去に9回このカードを使用して乗車していたことがわかった。しかし、不足金を支払うよう求められると、女性の夫は「こんなのおとり捜査じゃないか!最初に使った時に指摘しろよ」と逆ギレ。職員はカードを没収して関連部門に引き継いだ。

ある職員は、「地下鉄の職員は限られていて、一人ひとりチェックすることは不可能。乗客の自覚によるところが大きい。皆さんにはルールを守った乗車をお願いしたい。数元のお金のために、人格まで捨ててしまわないように」と訴えている。

これに対して、ネットユーザーからは、「今の年寄りは本当に恥知らず。至る所で横柄な人を目にする」「もうこういう人たちはビデオに撮ってネット上でさらしちゃったら?」「子ども要らないなんて、社会秩序を乱しているだけじゃなく、子どもの心身の健康にも害だ」といったコメントが寄せられている。(翻訳・編集/北田)