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8月6日に公開される映画『劇場版 仮面ライダーゴースト 100の眼魂とゴースト運命の瞬間/劇場版 動物戦隊ジュウオウジャー ドキドキサーカスパニック!』の完成披露上映が26日、新宿バルト9にて開催され、主要キャストと、『ゴースト』劇場版ゲストの木村了、沢村一樹、そして諸田敏監督(劇場版ゴースト)と柴粼貴行監督(劇場版ジュウオウジャー)が登壇し、舞台あいさつを行った。

舞台あいさつでは、映画の興奮冷めやらぬ大勢の観客からの熱烈な拍手を受けて、浴衣姿のキャスト陣と両監督がステージに現れた。

風切大和/ジュウオウイーグルを演じた中尾暢樹は、「ジュウオウジャーの映画はコミカル風味、ゴーストの映画はシリアスで泣ける内容。2作品の違いが良い流れになっている」と、カラーの違う両作品それぞれを楽しんでほしいと強調。セラ/ジュウオウシャーク役の柳美稀は「テレビでは観られない、迫力あるサーカスアクションが見どころ!」と、本作の舞台となったサーカスでの大アクションを推した。

レオ役/ジュウオウライオンの南羽翔平は、「大勢のエキストラさんの協力もあって、普段と違う緊張感がありました」と、1,000人もの一般エキストラが参加したサーカスのシーンでの臨場感を振り返り、タスク/ジュウオウエレファント役の渡邉剣は「映画だからと言って気負うのではなく、テレビ本編との違いを感じずにのびのびと演技ができた」と撮影時の心境を明かした。

アム/ジュウオウタイガー役の立石晴香は、「映画での敵はデスガリアンではなく、平成ノブシコブシ・吉村(崇)さん演じるドミドル。ジュウオウキューブを奪って敵ロボに合体させるなど、いつもと違う戦い方をするのが楽しかった」と、映画ならではの強敵描写の凄さをアピールしていた。「スーパー戦隊」シリーズ恒例となる「追加戦士」の門藤操/ジュウオウザワールドを演じる國島直希は、「自分は3分くらいしか出番がなかったんですけれど、何度も柴粼監督から叱られました。そのことが今でも心に残っていて、映画に出られてよかったなって思っています」と、短い出番をやや嘆きつつ、映画出演の喜びをかみしめていた。

ジュウオウジャーの6人から「とてもコワい監督」と紹介された柴粼貴行監督は「毎年、戦隊メンバーは仲がいいけれど、今年は特にいい雰囲気ですね。半年経って、ようやくみんな地球を守っている責任感が乗っかってきたかな(笑)。そういう気持ちが演技につながっています」と、6人のチームワークの良さが映画の出来栄えに反映されていると語った。

一方の天空寺タケル/仮面ライダーゴーストを演じる西銘駿は、「ジュウオウジャーの映画を観て、ヒーローが子どもたちに与える影響の強さをあらためて感じましたね。イーグルの『この星をなめるなよ!』のセリフがカッコよくて、鳥肌が立ちました」と、『ジュウオウジャー』映画を絶賛。また、『ゴースト』ではクライマックスでタケルの身の上に衝撃的な出来事が起こるのを受け、「最後のシーンでは、演じている自分自身も切ない思いになりました」と、感動的なラストシーンに至るまでの"切ない"演技に自分でも大いに満足している様子だった。

今回の映画では、沢村一樹演じる父・深海大悟に反発するというドラマ部分の大きな見せ場のある深海マコト/仮面ライダースペクター役・山本涼介は「僕は単独行動が多かったので、実は僕だけ『英雄の村』に行けていないんです。エキストラさんたちが頑張って演じていた村のシーンに、僕も関わりたかった」と、100人ものエキストラが偉人のコスチュームで熱演したシーンへの参加が叶わなかったことを残念がっていた。

アラン/仮面ライダーネクロム役の磯村勇斗は、映画で一番印象に残ったシーンを尋ねられてラストシーンを挙げ、「アカリの涙にウルっと来ました」と、しみじみ語っていた。月村アカリ役の大沢ひかるは印象的なシーンを問われ、「マコトのお父さんが最期を迎えるシーンが好きです。私たちは現場にいなかったんですけれど、あれはぜひ間近で見たかったですね」と、沢村と山本の親子の「別れ」の場面に感動したことを明かした。

大天空寺の住職代理・御成を演じ、本日は粋な帽子を被って登場した柳喬之は「いま放映しているテレビシリーズの劇中で、マコトがお父さんについて語ったりするんですよね。それだけに、映画ではマコトとお父さんが直接会って、父子それぞれの思いがはっきりわかるんです」と、テレビと映画とのストーリーの流れが密接にリンクしている部分を強調していた。

『ゴースト』劇場版のメガホンを取った諸田敏監督は「レギュラーキャストが若いですから、役者としてキャリアのある沢村さんと木村さんをゲストに迎えて、映画ならではの重厚感を出しました」と、スペシャルゲストの演技で画面に重みを加えようとした意図を説明し、作品の出来に自信をのぞかせた。

アランの兄で、タケルと同様「ゴースト」となったアルゴス/仮面ライダーダークゴースト役の木村了は「45年もの歴史を持つ仮面ライダーに出演できたことに感動し、身が引き締まりました」と、子どものころから好きだった「仮面ライダー」シリーズへの出演が叶った喜びをかみしめつつ、「アルゴスは悪役ですが、悪が際立つことによって、対するタケルが引き立つのではないかと思って頑張って演じました」と、悪の美学、存在感について語った。また、ダークゴーストへの変身シーンについて「最初、変身ポーズってどうするんだろう? 自分で考えるのかな?って悩みましたけれど、現場に行ったらわりとシンプルな動きで変身することになって、ちょっとホッとしました(笑)」と、変身ヒーロー作品初体験ならではの心配があったことを明かした。

マコト、カノンの父親、深海大悟/仮面ライダーゼロスペクターを演じる沢村一樹もまた、仮面ライダー役で映画に出演できることを喜んでおり、「現場でライダーベルトを着けたときの感動は忘れられない」と笑顔を見せた。そして「映画をご覧になった観客のみなさんと直接お会いするのは初めてだと思いますが、山本くんのファンであろう女の子が、一切僕のほうを見ないんですよ(笑)。そういったファンの思いというものを、ひしひし感じました」と、若きライダー俳優へのわずかな嫉妬心(?)をのぞかせながら、「仮面ライダー」シリーズそのものの根強い人気を実感していた。また、本日の完成披露上映に集まったたくさんの親子連れの姿を見て、「僕も子どものころは『東映まんがまつり』を父親と一緒に観に行っており、その思い出が忘れられないんです。みなさん、この映画をご覧になって夏休みの良い思い出を作っていただきたいです」と語り、多くの人々に映画を観て楽しんでほしいと願っていた。

(C)2016 劇場版「ゴースト・ジュウオウジャー」製作委員会
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(秋田英夫)