中国メディアの新華網は25日、かつて神話を創り出した「メード・イン・ジャパン」はいまや偽物製造、規則違反、欠陥品製造をするまでに落ちぶれたと主張する記事を掲載した。

 記事は「メード・イン・ジャパン」が落ちぶれたと主張する根拠として、日本の大企業の不祥事を複数挙げている。例えば、燃費データの不正問題や不正会計問題、杭打ちデータ偽装、巨額粉飾事件などだ。

 記事は、日本ブランドについて「かつて限りない栄光を享受していた」としながらも、近年は「功を焦っているか、あるいは業績悪化を隠蔽しようとしている」と主張し、「こうした態度が日本製造業の近年の絶え間ない醜聞の原因になっている」と主張。日本が誇りとしていた製造業がいつ泥沼から這い出ることができるかは依然として分からないと論じた。

 当然、記事は現在の日本製造業のなかには世界市場でトップシェアを誇り、健全な経営をしている企業が数多くあることを知っているだろう。しかしここで記事が主張しているのは、「メード・イン・ジャパン」という刻印が押されていれば、どのメーカーのどの製品を買っても安心かつ信頼できるという神話がいまやもう存在しないという内容だ。

 消費者はどの国が製造した商品であったとしても、その商品が時代のニーズに合ったもので、かつ品質が高ければ欲しいと思うはずだ。日本の製造業の各企業は世界市場に通用する製品を創り出すことに集中すれば良いのであり、「メード・イン・ジャパン」の神話が消失したという主張を気にする必要はない。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)