ハリソン・フォード骨折事故で『スター・ウォーズ』制作会社が罪を認める

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2015年12月に公開された『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』の撮影中にハン・ソロ役のハリソン・フォードが脚を骨折した事故をめぐり、訴追されていたディズニーの子会社が罪を認めた。

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ディズニーのイギリス子会社が7月26日(現地時間)、『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』の撮影中に「労働者を守る義務を怠った」という容疑2件について、罪を認めた

特に問題にされたのは、ハン・ソロ役の俳優ハリソン・フォードが、撮影中の2014年、ミレニアム・ファルコンのセットの油圧式ドアで脚を骨折した事故だ。

当時71歳だったフォードは、ミレニアム・ファルコンのドアにぶつかり、救急ヘリで近くの病院に搬送された。英健康安全局(HSE)は報道発表で、「ドアの駆動システムの力は小型車の重量に相当した」と述べた。

『ガーディアン』が伝えているように、フォードは2015年、トーク番組でこの事故について触れてこう語っている。

「多額の金と技術のおかげで、高速で閉じるあの忌々しい立派な油圧式ドアがつくられました。『おい、どうしたんだ?』と誰かが言ったと思ったら、ドアが落下したのです。わたしは右を向いていたので、ドアは左臀部に当たってから左脚に激しい勢いでぶつかり、わたしは足首を脱臼しました。そして床に倒れたときに、ミレニアム・ファルコンの昇降口に両脚をぶつけて左脚を骨折したんです」

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この件で訴追を担当していたアンドリュー・マーシャルは、フォードがもっとひどいケガを負ったり死んだりしなかったのは、ひとえに油圧式ドアを操作していた者が緊急停止ボタンを押したからだと語っている(なお、この事故のときエイブラムス監督は重いドアを持ち上げようとして腰椎にヒビを入れたという)。

幸い、フォードはその後全快し、撮影を完了。作品は2015年12月に公開された。

この事故を問題視した英健康安全局は2016年2月、ディズニーの子会社Foodles Production社を起訴している。判決は8月22日に言い渡される予定だという。

『ガーディアン』によれば、フォードの骨折事故が起きた英国のパインウッド・スタジオでは現在、『フォースの覚醒』の続編となる『スター・ウォーズ/エピソード8』の制作が進められているという。

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