日本政府観光局(JNTO)によれば、2015年に日本を訪れた中国人旅行客の数は前年比107.3%増の499万3689人に達した。16年1−6月においてもすでに307万人もの中国人旅行客が日本を訪れており、過去最高だった15年をさらに上回るペースとなっている。(イメージ写真提供:123RF)

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 日本政府観光局(JNTO)によれば、2015年に日本を訪れた中国人旅行客の数は前年比107.3%増の499万3689人に達した。16年1-6月においてもすでに307万人もの中国人旅行客が日本を訪れており、過去最高だった15年をさらに上回るペースとなっている。

 15年に比べ、今年は円高が進行しており、中国人旅行客にとって日本を訪れるコストが上昇しているはずだが、それでも多くの中国人が日本を訪れているのはそれだけ日本旅行が人気となっている証と言えよう。

 中国メディアの騰訊はこのほど、米メディアの報道を引用し、中国では経済発展に伴って中間所得層が増えており、「多くの中国人が好んで日本へ旅行に出かけている」と伝えている。

 記事は、15年に日本を訪れた中国人旅行客の数は10年前に比べて約7倍以上に達するなど著しい伸びを示していることを紹介。さらに、日本の旅行会社による調査結果を紹介し、中国人が日本に旅行に訪れるもっとも大きな理由は「日本という国がどのような国か見てみたい」というもので、次いで「日本の美食を体験したい」というものだったと伝えた。

 記事も指摘していることだが、日本を訪れる中国人旅行客の数は年々増加している。JNTOによると、03年に訪日した中国人旅行客はわずか44万8782人だったが、15年には499万3689人となり、実に10倍以上に増加した。中国の人口の多さを考えれば、中国人をターゲットとしたインバウンド市場はまだまだ伸びしろが大きく、爆買いがなくなりつつあっても、日本の観光市場にとって中国は重要なターゲットの1つであることは変わらない。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)