もう食べ物で遊ばない! 子どもが「食事」に集中する、7つの簡単な工夫

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子どものために愛情込めてご飯を作っても、なかなかおとなしく食べてくれないもの。

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フォークやスプーンで食器を叩いたり、食べ物を手づかみでぐちゃぐちゃにしたり……。毎食こんな感じだと、食べさせることに疲れてしまいますよね。

一体どうすれば、子どもは食事に集中してくれるのか? 今回は食育の観点から、そのコツをご紹介します。

1:立ったらご飯が食べられないと理解させる

「おはよう」で起きる、「おやすみ」で寝る合図があるように、食事にもあいさつをするところから始めるようにします。

「いただきます」を言うことでおいしいご飯が食べられ、「ごちそうさま」を言うまでは席を立ってはいけない。

立ったら「ごちそうさま」と同じで、もう「ご飯は終了」ということをしっかり教えてあげましょう。

おいしいご飯が「立ったらもう食べられない」と理解させることで、立つことを我慢できるようになってきます。

2:1口サイズのご飯をこまめに食べさせる

ご飯に飽きてしまう前に食べさせようという思いから、口の中にたくさん頬張らせたり、急かして食べさせたりしていませんか?

そうすると、口の中でモグモグしている間に飽きてしまうこともあります。

小さいお子さんの食事はエネルギーを確保する前に、“食事に慣れさせる”、“食事に興味をもってもらう”ことも重要です。

1回に口に入れる量を少なくして、こまめに食べさせてあげることも、飽きを予防します。

食事全体量も一度にたくさん出すと、見ただけで満足してしまいます。少量を出すようにし、もっと食べたい様子であれば、おかわりをするようにするといいですね。

3:一緒に声をかけながらゆっくり食べさせる

子どもがご飯を食べているとき、大人が一緒に声をかけてあげると食事を楽しんでくれるようになります。

例えば、子どもがご飯を噛んでいるときは、一緒に「もぐもぐ」と言ってあげる。飲み込むときは、一緒に「ごっくん」と言ってあげる。

このような声かけをしながらゆっくり食べさせると、大人もイライラせず食事ができます。

4:子どもが喜ぶ楽しい見た目のご飯にする

また、ご飯の見た目を工夫すると子どもが食事に興味を持つきっかけにもなります。

ニンジンやきゅうりなどを星型やハート型に型どったり、ケチャップやマヨネーズで絵を描いたり……。

絵は、好きなキャラクターでもいいですし、スマイルマークを描いてあげるのもいいですね。

子どもは楽しいものが好きなので、ご飯にゴマと海苔で顔をつくってあげるだけでも食が進みますよ。

5:いつも必ず同じ場所でご飯を食べさせる

忙しい日々では、時にはおにぎりやサンドイッチを頬張りながら作業をすることもありますよね。もちろん、大人だからといって、ながら食べはいいことではありませんが、気が散りやすい子どもにはもっと良くありません。

食事をする前に遊んだおもちゃを片付ける、トイレに行く、手を洗う、席に着くという一連の流れを身につけさせ、気が散る要因を避け、食事への意識、集中力を高めてあげるように工夫したいもの。

家の中では食べる場所は必ず同じ所にし、食卓におもちゃを置かないようにして、食事の環境を整えることも大切になります。

6:食べ物の名前や由来などを説明してあげる

それでも食事をしなかったり、遊んでしまったりすることもありますよね。しかしそれは、食事に興味を持っている好奇心からくる行動です。

そんな時こそ、食事をお子さんと一緒に勉強や教育するチャンス!

どんな名前の食べ物なのか、どうやって作られているか、お子さんとお話ししたり、「フォークやスプーンが痛いって泣いているよ」と声をかけてあげたりするのもいいですね。

子どもが全く机も床も汚さずに食べられることはほとんどありません。

事前にそのことを予測して、汚れてもいいようにビニールをひいたり、ランチョンマットを広めに用意したりしておくようにしましょう。

子どもの粗相を怒ってしまうと、食事が嫌なものになってしまうこともあります。

食事中に飽きてしまったり、立ってしまったりしたら、「もうごちそうさまね。次のお食事まで待っていてね」と笑顔で声をかけてあげてください。

7:食べ終わったら「大きくなるね」と褒めてあげる

お子さんが食事を終えたら、万一全部たべられなかったとしても、「今日もよく食べたね」「大きくなるね」と褒めてあげます。このことで、次の食事が楽しみになり、食べ終えることに満足感を得てくれます。

食事の最後にフルーツやヨーグルトを用意する、などちょっとしたプチご褒美もいいですね。そして終了のあいさつ「ごちそうさま」を一緒に言って、食卓から立つようにしましょう。


子どもは大人になるための準備段階。いろいろなことを経験して、大人になっていきます。

これがおいしい、これは苦手などの好き嫌いを始め、こぼしたら汚れる、食事を中断すると後でお腹が空くなど、様々なことを覚えていきます。

時には、一緒に簡単な調理することも、食事への興味が強まります。

ぜひお子さんのチャレンジや失敗を、褒めて見守りながらサポートしていってくださいね。