「アイス・バケツ・チャレンジ」で寄付された120億円によって、ALSの原因となる遺伝子が発見される

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今から2年前の夏、世界中のセレブや著名人の間で大流行した「アイス・バケツ・チャレンジ」を覚えているだろうか?

同イベントは、筋萎縮性側索硬化症 (ALS) のALS患者と患者団体を支援するために行なわれた募金プロジェクト。

指名された人はバケツに入った氷水をかぶるか、ALS協会に寄付をするという決まりがあり、Facebook創業者のマーク・ザッカーバーグ氏をはじめ、多くの著名人が参加したことで社会的現象にまでなった。

重要な遺伝子を発見

当時は否定的な意見もあったようだが、この運動によって集まった120億円もの寄付金をもとに、6つの研究プロジェクトが発足。

その結果、研究団体によってALSの原因となる新しい遺伝子NEK1が発見されたという。

この情報を発表したアメリカALS協会によると、新遺伝子NEK1の発見は、今後の遺伝子治療に大きく役立つだろうとのこと。

ALS Association

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2014年以降、Facebookに「アイス・バケツ・チャレンジ」の動画を公開した人は1700万人以上、なかでもセレブや著名人による動画を閲覧した人は約4億4000万人もいるのだとか。

錚々たる有名人が参加

Microsoft創業者のビル・ゲイツ氏などIT業界の著名人のほか、サッカー選手のネイマール、シンガーのレディ・ガガなども参加した「アイス・バケツ・チャレンジ」。

この運動によってALSという難病の知名度が一気に高まり、多くの資金が集まっただけでなく、結果として医学の発展に貢献したのは素晴らしきこと。

アメリカALS協会では、今後も研究費用をサポートするための募金キャンペーン「every drop adds up」を呼びかけ、さらなる挑戦を続けていくという。

ALS Association

ALS Association

The ALS Association
http://www.alsa.org/