中国のネット上で見かける日系車に対する批判的な言論と異なり、日系車や現実の世界では販売台数を伸ばしている。自動車情報プラットフォームのマークラインズによれば、マツダの2016年6月における中国での販売台数は前年同月比15.7%増、日産は同11.1%増、さらにホンダは同31.8%増となった。
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 中国のネット上で見かける日系車に対する批判的な言論と異なり、日系車や現実の世界では販売台数を伸ばしている。自動車情報プラットフォームのマークラインズによれば、マツダの2016年6月における中国での販売台数は前年同月比15.7%増、日産は同11.1%増、さらにホンダは同31.8%増となった。

 中国メディアの今日頭条はこのほど、「中国人が日系車を罵っても、実際には販売台数が大きく伸びている」と指摘し、中国人の誰かは「言動が一致していない」と主張する記事を掲載した。

 記事は、日系各メーカーの6月における販売実績が非常に良かったことについて、小排気量の自動車に対する減税策や値下げといった販売台数を伸ばす要因があったにしても、「中国の消費者すべてに認められているわけではないにもかかわらず、販売台数を伸ばし続けていることは日系車の強靭さを示すもの」であると主張した。

 さらに、日系車の販売が伸びている大きな理由は「中国人消費者がコストパフォーマンスを重視して車選びを行っているため」であるとし、コストパフォーマンスに優れた日系車が人気となっていると指摘。さらに日系車の勢いは今なお衰えず、中国自動車市場で大きなシェアを獲得していることは認めざるを得ない事実だと指摘した。

 また、ホンダが重希土類を一切使用しない「重希土類完全フリー磁石」を実用化したことや、マツダが車両制御技術「G-ベクタリングコントロール(GVC)」をアクセラに搭載したことは「日系メーカーが自動車産業の最先端を走っていることを示す事例」だと指摘。中国人消費者は世界でも最先端の存在に対して不買運動を行うのではなく、むしろ自国の自動車産業が発展するよう、自らがすべきことをするほうが得策であると論じている。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)