27日、中国が南シナ海で実効支配するスカボロー礁の埋め立てで、フィリピン北部のルソン島西部サンバレス州のデルロッソ州知事は「工事にはサンバレス州の砂が使われている可能性がある」と語った。資料写真。

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2016年7月27日、フィリピン紙フィリピン・デイリー・インクワイアラーによると、中国が南シナ海で実効支配するスカボロー礁(中国名・黄岩島)の埋め立てで、フィリピン北部のルソン島西部サンバレス州のデルロッソ州知事は「工事にはサンバレス州の砂が使われている可能性がある」と語った。環球時報(電子版)が伝えた。

州知事の発言に対し、中国の専門家は「根拠のない話だ」と全面的に否定している。州知事によると、中国はサンバレス州で採取した岩や砂をスカボロー礁まで船で運搬。岩を海中に投げ入れて基礎を作り、上から泥土を注いで埋め立てているという。

デルロッソ知事は先月就任。中国による省内での砕石を「前知事が許可したものだ」と批判し、中止命令を出した。フィリピンメディアによると、周辺海域には最近船舶が激増しており、スカボロー礁へ埋め立てに使う資材を運んでいるとの憶測が広がっている。(翻訳・編集/大宮)