27日、韓国で出回っている空気清浄機や家庭用エアコン製品に有毒物質が含まれた抗菌フィルターが使われていることが判明し不安が広がる中、韓国環境部が消費者向けに発表した対処法に市民らがあきれている。写真はソウル。

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2016年7月27日、韓国・ソウル新聞などによると、韓国で出回っている空気清浄機や家庭用エアコン製品に有毒物質のオクチルイソチアゾリノン(OIT)が含まれた抗菌フィルターが使われていることが判明し不安が広がる中、韓国環境部が消費者向けに発表した対処法に市民らがあきれている。

環境部は26日、抗菌フィルターをOIT不使用の物に交換するまでの「機器の安全な使用法」を発表した。「OITを含む抗菌フィルターが使われた車用エアコンを使用する場合は頻繁に窓を開け換気すること。空気清浄機や家庭用エアコンの運転初期には頻繁に換気し、機器に顔を近づけないこと」というものだ。これと合わせ、「正常な使用環境において人体に害が及ぶ危険性は高くないとみられる」との判断も示した。

しかし環境部はほんの数日前、実験の結果数値と共に「危険な可能性がある」製品名などを公表したばかり。消費者からは今回の発表について、「有害なのか無害なのか発言がすぐに変わるから、政府に対する不信感を覚える」との批判から、「(換気をするくらいなら)なぜ空気清浄機を使う?」「空気の汚染物質をきれいにしようと思って空気清浄機を買ったのに、換気したら意味がない」と当惑する声も聞かれる。

報道に接したネットユーザーからも、批判の声や「あきれた」との反応が多数寄せられた。

「外国の環境部の決まりをそのままパクってくれた方がまし」
「何が重要かが分かってない」
「エアコンをすべて回収して国会議事堂に設置してくれ。国の仕事をする人たちがこの暑さで大変だろうから」

「空気清浄機で空気を浄化したところで換気?エアコンで室内温度を下げたところで換気?実に斬新な発想だ!」
「未開な環境部はあってもなくても同じ。税金を吸い取るだけの機関だ」
「今度はメーカーからいくらもらった?」

「環境部の発表はいつだって『有害ではない』」
「環境部の仕事も外国に外注しよう」
「空気清浄機がどんなものか知らないんじゃないかな」
「大気汚染物質も健康に致命的な影響はないと言った環境部長官のせりふを思い出した」(翻訳・編集/吉金)