2016年7月27日、米経済誌フォーブスはこのほど、中国ではかつてのように「国産車購入」イコール「経済的に余裕がない」とはみなされなくなってきていると伝えた。資料写真。

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2016年7月27日、環球網によると、米経済誌フォーブスはこのほど、中国ではかつてのように「国産車購入」イコール「経済的に余裕がない」とはみなされなくなってきていると伝えた。

米国の自動車ブランドは中国市場で「勝ち組」と「負け組」に二極化している。社会的地位を押し上げてくれるプレミアムブランドが好調な一方で、「ものは値段なり」のブランドは苦戦を強いられている。中国車の性能が、世界的ブランドとの距離を縮めつつあることが背景にある。

中国では従来、誰かが格安車の代名詞ともいえる奇瑞(チェリー)QQを購入したという話を聞けば、「懐具合に余裕がなかったのね」とみなされるのが常だった。

だがそうしたネガティブなレッテルは急速に退色している。中国自主ブランドの技術革新は目覚ましい。吉利汽車のスポーツ多目的車(SUV)「博悦」は、米アップル社の自動車向けiOS拡張機能「CarPlay」を導入し、ガソリンスタンドなど行きたい場所を音声やディスプレイで素早く検索できる。上海汽車は中国の電子商取引最大手アリババグループと共同でインターネット接続車(コネクテッドカー)「栄威RX5」を開発している。

中国自主ブランド車メーカーは今年、SUV市場で初めて海外ブランドを追い抜く。長安汽車の販売台数は100万台超えが期待されており、シェア2位の長城汽車も90万台に達するとの予測が出ている。(翻訳・編集/柳川)