26日、韓国・中央日報は、中国人の個人旅行の目的地としては、韓国よりも日本の方が人気だと報じた。写真は中国人観光客。

写真拡大

2016年7月26日、韓国・中央日報は、中国人の個人旅行の目的地としては、韓国よりも日本の方が人気だと報じた。

米ブルームバーグと中国海外旅行研究所(COTRI)が25日に発表したデータによると、今年第1四半期に個人旅行で日本を訪れた人は91万3000人、韓国を訪れた人は73万5000人だった。昨年の第1四半期は、韓国を訪れた人が67万人、日本を訪れた人が45万3000人なので、今年は大きく逆転した。

韓国の業界関係者は、日本は前年比101.7%と大幅に増加している一方、韓国はわずか9.6%の増加にとどまっていることについて、アベノミクスによる円安や日本政府のビザ発給条件緩和などの外国人観光客誘致策の影響を受けたと分析している。

記事は、中国人観光客をターゲットにした低価格ツアーで問題が噴出する中、個人旅行での日韓逆転現象は韓国の観光業界にとっては赤信号が点灯したに等しいと指摘。昨年、個人旅行で韓国を訪れた外国人の1人当たりの平均消費額は2483ドル(約26万円)、ツアーで訪れた人は1615ドル(約17万円)と、その差は明らかだ。

また記事は、ツアー旅行も含めた全体の観光客では依然として日本をリードしているものの、1年前は日韓の差は50万人ほどだったが、今年は19万8000人にまでその差を縮められていると紹介。韓国旅行発展局北京支社の担当者は、「これは日本が韓国の中国人観光客へのビザ発給要件緩和政策をまねたことによって引き起こされた結果だ」と述べている。(翻訳・編集/北田)