真っ赤に染まるマツダスタジアム。応援にも熱が入る Photo by Satoshi Uryu

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 広島東洋カープが絶好調、25年ぶりのセ・リーグ優勝も現実味を帯びてきた。そんなノリに乗っている広島だが、勢いがあるのはプロ野球だけではない。ブランド総合研究所の発表する「都道府県魅力度ランキング」(『地域ブランド調査2015』より)の順位も、この5年ほどで急上昇しているのだ。

 2009年には27位だった広島の魅力度。しかし11年には20位、13年は19位と徐々に順位を伸ばし、ついに2015年には15位へと躍進した。

「広島は30、40代以上では魅力度の順位もそれほど高くありません。しかし、20代に限れば北海道、東京、京都、沖縄に次いで5位とかなりの高評価。教科書や修学旅行などを通して広島に接する機会が多いからかもしれません。さらに今年はオバマ大統領の訪問もありましたから順位はさらに上がるでしょう」(ブランド総合研究所・田中章雄代表)

 厳島神社(宮島)と原爆ドームの世界遺産、尾道やしまなみ海道など、観光資源が豊富で、今ノッている広島。外から見ても魅力と勢いを備えているように見えるが、実際に住んでみるとどんな生活が待っているのだろうか?

免許取り立ての広島県民が訪れる
“山賊”の正体

 広島というと、瀬戸内海に面したベイエリアのイメージが大きいかもしれない。もちろんそれも間違いではないが、山など別の魅力があることも覚えておきたい。

 平成の大合併で、市町村数が86から23へと激減。そんな広島は、主に4つのエリアに分けられる。1つは、広島市や戦艦大和で有名な呉市などがある「安芸エリア」。2つ目は、安芸エリアの山側にあたる「芸北エリア」。3つ目は、福山市や尾道市のある岡山にも近い海側の「備後エリア」。4つ目が、備後エリアの山側にある「備北エリア」だ。

 安芸エリアは広島市を中心に街が広がっており、周辺は広島市内に勤務する人たちのベッドタウンでもある。最近では、安芸エリアの東にある東広島市が急速にベッドタウンとして発展。利便性も高いため、一軒家を求める若い夫婦を中心に人口が増加している。

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