.瀬ぅ宗爾亮存灰ット「プチプチゼリーを作ろう」 ◆100円ショップで売られているドームオーナメントキット  塩化カルシウムの入った乾燥剤 ぁ‥豕泪魯鵐困貿笋辰討い觴存灰ット  【写真:小幡哲士】

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人工イクラの化学反応



夏本番! 自由研究のテーマはもうお決まりだろうか? まだの人は是非参考にしてほしい、お友達に自慢できちゃう実験をご紹介。今回は、楽しい科学が詰まったスノードームづくり!

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 夏休みといえば、自由研究!自由工作!東大理学部卒・現役早大院生が、100円ショップにあるような材料でできる、他の人が知らないような実験を紹介します。

<実験・工作を行うにあたって>

※ 必ず大人と一緒に実験・工作を行ってください。
※ 実験道具を噛んだり、舐めたりしないようにしましょう。
※ 実験後はきちんと後片付けをして、手を洗いましょう。
※ 実験により生じた損害について、一切の責任を負いません。

<用意するもの>

・ アルギン酸ナトリウム(粉)
・ 塩化カルシウム(粒)これらは、ダイソーにて実験キットとして売っている。また、塩化カルシウムは乾燥剤の中に入っている白い粒である。
・ 絵の具
・ ドームオーナメントキット。セリアやキャンドゥに売っている。
・ 強力接着剤
・ ラメ・飾りつけ道具など
・ スポイト・容器類

 もちろん、全て100円ショップで手に入る。たくさん実験したい時は、通販などを活用すると良いだろう。

 まず、実験キットに従って、粒をつくってみよう!

 アルギン酸ナトリウムは水100ミリリットルに1グラムの割合で、塩化カルシウムは水100ミリリットルに10グラムの割合で、それぞれ水に溶かしたものを用意する。

 アルギン酸ナトリウムは、海藻のヌメヌメ成分だ。水にすぐには溶けないので、よく混ぜて置いておくと良い。

 アルギン酸ナトリウムを溶かしたA液を小分けにして色をつける。そして、B液のもとにスポイトでA液の滴を落とす。

 すると、液体だったA液が、イクラみたいな小さい粒になってしまう!

 この時、スポイトの先をB液の水面につけないように気を付けよう。

 さて、スノードームづくり用に、カラフルな粒をたくさんつくろう!

 この粒は、アルギン酸ナトリウムと塩化カルシウムの化学反応によってつくられる。

 A液の滴が、B液の中に入ると、その滴の周りから化学反応が進む。

 反応の結果、固体のアルギン酸カルシウムの膜ができて、カプセル状の粒ができるのである。

 この反応は、人工的なイクラづくりや、お菓子やスープの味付けに使われるマイクロカプセルに利用されている。

(※今回の実験でつくったものは、塩化カルシウムと絵具が入っており、食べられません。)

いよいよ、スノードームづくり!



 気に入った粒をたくさん用意できたら、水を網じゃくしなどでよく切り、ドームオーナメントのふたに粒を入れる。

 その上からラメを振りかける。

 そして、ドームの土台の縁と飾りのオブジェに接着剤をたっぷりつける。

 この時、土台の表・裏を間違えないように注意しよう。

 ふたに土台をかぶせたら、接着剤が垂れてこないように正しい向きで置いておく。

 接着剤が固まってくっつくまで、しばらく置いておく。

 最後に、蛇口から勢いよく水を入れれば、完成する。

【参考動画】
サイエンス・スノードーム (Science Snowdome) 〜Chemical〜 あそびテーターサイエンス:https://www.youtube.com/embed/u0gV97t0pDA

 キレイな科学作品をつくれただろうか?

 スノードーム以外にも、コルク瓶に入れた科学作品もつくることができる。(コルク瓶も100円ショップに売っている!)

 この夏、ぜひ思い出に残る科学作品づくりに挑戦してみよう!

【参考・引用】
『現役東大生による頭がよくなる実験・工作―小学生向け』小幡哲士、東大CAST(2015年)

文 小幡 哲士