【白石あさえの目指せコースデビュー!】
連載●第11回
〜カリスマコーチ内藤雄士がビギナーのために特別レッスン〜


■フォローの軌道をセルフチェック

内藤雄士コーチ:以下内藤 前回のレッスンに引き続き、体の動きに対してクラブが正しく動いているかどうかをチェックするポイントをお教えします。今回はインパクトからフォローにかけての動きについてです。

白石あさえ:以下白石 わかりました。よろしくお願いします。

内藤:前回のレッスンではテークバックに関して説明しました。簡単に言ってしまうと、フォロー側はテークバック側と真逆な動きになります。

白石:左右対称ということですか?

内藤:そうです。ただし、腰の動かし方にポイントがあります。白石さんの場合、フォロー側で腰を上手く回転できていないのが格好いい形を作れない原因です。

白石:腰が回っていないということですか?

内藤:そう。腰は回転させるんですが、横にスライドさせながら回す感じ。最後はベルトのバックルがターゲット方向を向くので、結果的に腰が回転した状態になります。

白石 腰をスライドするって難しいですね。

内藤 これは何年かゴルフ経験がある人でも、なかなかできていない動きです。コツは右手で腰に手を当てて、グッと左側に押すイメージです。横に押してから回転させる。このスライドさせる動きは日常生活にはあまりない動きなので、イメージしにくいと思います。

白石 簡単に腰を回しちゃダメなんですね。

内藤 そうです。この下半身の粘るような動きがポイントになります。フォローでしっかり体が使えているかのチェック方法は、テークバックのときと同じように、腕を胸の前でクロスした状態でクラブを乗せ、クラブの先がボールを指していればOKです。

白石 腰に肩に、いろいろチェックするポイントが多くて大変です。

内藤 腰の動きができるようになれば、上半身は自然に動くようになるので、肩の回転もスムーズになりますよ。

白石 わかりました。なんだかクラブを振っていないのに汗が出てきました。ヨガやピラティスみたいですね。頑張って動きをマスターします!

●正しいフォローの形を身につける

腰の高さまでクラブを持っていき(写真上)、ベルトのバックルをターゲットに向けるようにして腰を回す(中)。そこに右手を合わせる(下)。これが正しいフォローの形。腰から腰の範囲内でスイングしたときに、自然にベルトがターゲット方向を向くようになればOK。

腰が回っていても左足にしっかり体重が乗っていない回し方はダメ。しっかりと体重が左足に乗ったフォローを目指そう。

 腰をスライドさせる感覚は、まずクラブを持たずに反復するといい。右手で右足の付け根あたりを押しながら腰をサイドにスライドさせる。左足の股関節に体重が乗っているのを感じたら、そこから腰を回転させる。

 腕を胸の前でクロスさせた状態にしてクラブを腕にのせて、クラブの先端がボールを指しているかをチェック。このとき、フォロー側は体が回転する影響で頭がターゲット方向に流れやすいので注意。頭を残し、しっかりと左足股関節で体重を受け止めながら体を回転させる。

(つづく)


(内藤雄士プロフィール)
ないとう・ゆうじ●1969年生まれ。東京都出身。日本大学ゴルフ部出身。ゴルフ部在籍中に渡米し、アメリカの最新理論を習得。1998年にプロゴルファーを教えるツアープロコーチとして活動を開始。日本にツアープロコーチという概念を持ち込んだパイオニア的存在で、丸山茂樹の米ツアーでの活躍の立役者となった。その後も多くのプロのサポートを行なう傍ら、ジュニアゴルファーの育成にも積極的に取り組み、日本ゴルフ界の根本的レベルの底上げに尽力している。ゴルフを中心としたメディアでのレッスンのほか、ゴルフネットワークでのトーナメント解説など、活躍の場は多岐にわたっている。

(白石あさえプロフィール)
しらいし・あさえ●1991年生まれ。千葉県出身。昨年念願だったグラビアデビューを果たし、2016年1月発売の週刊プレイボーイ6号で披露したパーフェクトボディが注目を集める。学生時代はバスケットボールをしていたというスポーツウーマンで、普通免許のほかに大型自動二輪免許も持っている。華奢な見た目からは想像がつかないアクティブな一面を持つ彼女だが、ゴルフはクラブを触ったことがある程度という全くの初心者。「ゴルフはやってみたいと前々から思っていました。今回の企画を通して、コースデビューすることが楽しみです」。身長:164cm B:94 W:60 H:88 血液型:A型

出島正登●取材・文 text by Ideshima Masato