会社員の大敵・寝坊を撃退。眠れない原因とすっきり目覚めるコツ教えます

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社会人は、朝寝坊しないようにさまざまな対策をとっていることでしょう。寝坊すると会社や同僚からの信用が失われていき、社会的にも困難な立場に立たされてしまいます。
 
しかし、どんなに気をつけていても、二度寝の誘惑に耐えられずに再び眠りに落ちてしまい、会社に遅刻するということも起こり得ます。社会人の大敵・寝坊について詳しく見ていきましょう。

ノンレム睡眠のタイミングと起床時間が重なるとスッキリ目覚められない

二度寝は睡眠時間と深い関係があります。私たち人間には、「浅い眠り=レム睡眠」と「深い眠り=ノンレム睡眠」を繰り返しながら眠る「睡眠サイクル」があります。
 
個人差はありますが、1回のレム睡眠とノンレム睡眠を合わせると約90分になり、この周期を一晩の睡眠中に3〜5回ほど繰り返しています。朝起きなければいけないタイミングが、レム睡眠やごく浅いノンレム睡眠に合えば、身体も脳もすっきり目覚めることができます。
 
睡眠サイクルを90分とすれば、就寝から覚醒までの睡眠時間が90分の倍数、つまり、6時間、7時間半、9時間などの場合には目覚めやすいという一つの目安になります。
 
一方で、睡眠サイクルに合わないタイミングで起床を迎えてしまうと、すっきり目覚められないということになります。

不規則な生活・運動不足・極端なダイエットも不眠の原因に

不規則な生活を送っている人は朝寝坊をしやすいという特徴があります。体内時計が常に狂った状態のため、眠っていても浅い眠りで脳と身体が十分に休息できず、昼間にボーッとしたり、運転中に眠くなったり、働いている人には辛い症状が出やすくなるのです。
 
不規則な生活は夜更かしだけではありません。運動不足や極端なダイエット、日によって食事の時間にばらつきがあるなども含まれるので、適度な運動とバランスの良い食事を摂ることを常に心がけましょう。

目覚ましライトや、身体を温める食材を活用しよう

寝室環境によっても、朝の目覚めが悪くなることがあります。熟睡するためには寝室環境を整えることが大切ですが、熟睡対策のためにあまりにも寝室環境を真っ暗にしてしまうと、身体が朝と認識できなくなる場合もあります。
 
まぶたを閉じていても人の身体は光を認識しており、朝になって部屋に光が入ってくれば自然と朝だと感じて身体が目覚める方向へ進んでいきます。遮光カーテンは快眠にとても有効ですが、朝も部屋が暗すぎて起きにくい場合には起床予定時刻の前からだんだん明るくなっていく目覚ましライトなどを有効に活用しましょう。
 
一方、身体に良いとされるサラダやフルーツなどを毎日よく食べる人も、朝が弱くなるという傾向があります。生野菜やフルーツで身体が冷えて熟睡できず、また体温の上昇も緩やかになることで、朝なかなか起きられないのです。
 
キュウリやスイカは身体を冷やす効果があるため、フルーツや野菜の種類によっては食べ過ぎないようにすることがポイントです。同じ野菜でも大根などの根菜類や冬野菜は身体を温める効果があります。サラダに入れる食材は考慮するようにしましょう。

強制的に起こしてくれる目覚まし時計を使うという方法も

会社によっては早朝出勤があったり、夜勤や交代勤務で会社に泊まって朝早くから仕事したりと、さまざまな勤務体系があります。そんな重責を担う会社員を、絶対に起きなくてはいけないタイミングでしっかり起こしてくれる目覚ましグッズなどもあります。有効活用してみてはいかがでしょうか。
 
なかでも目覚まし時計の進化は多様性に富んでいます。たとえば、振動で起こしてくれる枕型の目覚まし時計。これならビックリして起きてしまうかもしれませんね。ただ、頭を枕から離してしまうとその効力が失われてしまうので、寝相によっては注意が必要です。
 
また、自走式で逃げ回る目覚まし時計というのもあるようです。設定時刻になれば部屋の中を逃げ回り、ずっと鳴りっぱなしの状態…となれば、否が応でも起きるしかありません。朝から目覚まし時計との格闘になるかもしれませんね。
 
絶対に会社に遅刻しないために必要なのは、余裕を持って起きることも忘れてはなりません。そのためには不規則な生活をしないことが大前提ですが、どうしても起きられないというなら、目覚ましグッズを使う半強制的な方法も有効かもしれません。

photo:Thinkstock / Getty Images