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米アナログ・デバイセズ(ADI)は7月26日(米国時間)、米リニアテクノロジーを買収することで合意したと発表した。

統合後の時価総額は約300億ドルに達し、買収手続きの完了に伴いADIの年間売上高は約50億ドルに拡大すると見込まれている。株式の取得総額は約148億ドルで、取引は2017年上半期末までに完了する予定。

統合完了後はADIの社長兼CEOであるヴィンセント・ロウチ氏が引き続き新会社の社長兼CEOに就任し、同 現シニアヴァイスバイスプレジデント兼CFOであるデイビッド・ジンスナー氏も同職に留まる。また、社名は引き続き「アナログ・デバイセズ」を使用し、リニアテクノロジーのブランドはアナログ・デバイセズのパワー・マネジメント製品のブランドとして存続していく。

ADIのロウチ社長兼CEOは今回の買収について「それぞれが、半導体業界のビジネス及びテクノロジーの両面においてきわめて強力な基盤をもつアナログ・デバイセズとリニアテクノロジーが統合します。両社が共に追求してきた卓越した技術開発力に加え、業界をリードする両社の製品ポートフォリオは極めて補完性が高いことから、自然界とデジタル世界をつなぐ局面で顧客企業が直面している最大かつ最も複雑な課題も解消できるようになります。我々はかつてないイノベーションを創造し、産業用機器、オートモーティブ、通信インフラ市場におけるパートナーをサポートします。今回の統合がお客様や従業員、ひいては業界にとって大きな意味を持つことになると大いに期待しています」とコメントしている。

(神山翔)