筋道を立てて論理的に考える力は、どんな仕事にとっても強い武器になります。人になにかを説明するときや、プレゼンの際にもとても役立つスキルです。

こうした思考は1日で身につくわけではなく、日々の経験やトレーニングによって鍛えられるもの。そこで今回は、ちょっとした時間でも行える、論理的思考を養う数字クイズをお届けします。

目標は1分間。筋道を立てて考えてみてください。

■論理的思考を鍛えるクイズ・問題編

ここに80枚の金貨があります。ただし、なかに1枚の偽物が混ざっています。見た目はまったく同じですが、偽物の金貨は本物よりもわずかに軽いことがわかっています。なお、本物の79枚はすべて同じ重さでつくられています。

正確に測れる天秤1つを使って、最短で偽物を見つけ出してください。そのとき、天秤は何回使う必要があるでしょうか?

■論理的思考を鍛えるクイズ・解答編

ズバリ正解は4回。まず、天秤にどれだけの金貨を乗せるのかが重要なポイント。ここを間違えると、なかなか正解にはたどりつけません。

それでは手順を見ていきましょう。

(1)まず80枚のコインを、27枚のかたまり2つと26枚のかたまりに分けます。そして天秤の左右に27枚ずつ乗せ、手元に26枚を残します。

このとき天秤が釣り合えば、手元の26枚の中に偽物があることがわかります。また天秤がどちらかに傾いた場合は軽い方の27枚に偽物があります。

(2)次に、偽物のあるかたまりを3等分して天秤にかけていきます。

左右に9枚ずつ乗せ、手元に9枚((1)で26枚のグループに偽物があった場合は手元に8枚)を残します。天秤が釣り合えば手元の9枚(又は8枚)、天秤が傾いたなら軽い方の9枚に偽物があることがわかります。

(3)(2)と同様に、偽物のあるかたまりのなかから左右に3枚ずつ乗せ、手元に3枚(8枚のグループに偽物があった場合は手元に2枚)残します。

天秤が釣り合えば手元の3枚(又は2枚)、天秤が傾いたなら軽い方の3枚に偽物があることがわかります。

(4)残った金貨を左右に1枚ずつ乗せ、手元に1枚残します((3)で2枚のグループが残った場合は手元には残さない)。これで天秤が釣り合えば手元の1枚、天秤が傾いたなら軽い方の1枚が偽物であるとわかります。

3つのかたまりに分けることに気づけば、あとは同じ方法でどんどん減らしていけばOK。「こうだった場合は、こうなる」という筋道を立てて考えることが大切です。

そして、1分でこのクイズが解けた方は、かなりのIQの持ち主といえます。IQは100を平均値とし、約70%の人がIQ85〜115の間。IQ135以上の人は2%程度とされています。この数字クイズを1分以内で正解した方は、IQ135以上かもしれません。

通勤時間や昼休みなどのスキマ時間を活用して、このような論理的思考を身につけるクイズを行うことを習慣にしてみてください。きっと仕事にもいい影響が出るはずです。

(文/平野鞠)

 

【参考】

※快活脳!思考の罠と脳の基礎知識

※老年若脳

※IQ脳.net

【クイズ】

※北村良子・・・パズル・クイズ作家。書籍の他、企業、新聞、TV番組、雑誌等向けに作成。著書は『大人のIQパズル』(彩図社)『60歳からのボケないための思い出しパズル』(永岡書店)他。お問い合わせはフォームからお願いします。

【画像】

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