ケンカできるうちが花?

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子どもがいる既婚女性100人に聞いた夫婦の悩みトップ3

1位 夫婦で会話する時間がない 47%
2位 金銭感覚や節約感覚のズレ 44%
3位 セックスに関する感覚のズレ 9%

突然ですが、主婦の友社「Como」編集部の調査によると、いまどきの主婦はこんな悩みがあるようです。同じ調査ですが、9割が夫になんらかの不満を感じていることも明らかになっています。

一見仲良しでも閉ざされた家の中のこと、心の中のことは当事者にしか分からないもの。外からは分からない子育て世代の夫婦の"闇"、さらにディープな問題に踏み込んでみましょう。

「女は子守りするのが当然」

「夫をDV・モラハラと感じたことはある?」という質問には、「ありえない」「想像もつかない」という回答が多い一方、「YES」「わからない」が合わせて22%も。ことの深刻さを考えると大きな数字です。そして「無回答」が8%......。この8%が怖いと思うのは私だけ???

ちなみにDVとは家庭内暴力のこと、モラハラ=モラル・ハラスメントは言葉や態度による精神的暴力のことです。

具体的に何をされたか聞いてみると......、

・2人目を出産し、退院して帰宅したあとにケンカになり、なぐられた。産んだばかりで体がフラフラなのに!(30歳)
・なぐられたことはないけれど、言葉の暴力は常にある(33歳)
・私の仕事や学歴などをバカにする。子どもに手を上げる(30歳)
・キレると物を投げたり、壊したりする。「女は子守りするのが当然」というようなことばかり言う(29歳)

など、耳を疑う経験談が。

人づきあいを「使える・使えない」で考える、基本的に人を信用しない、お店で突然クレーマーに変身することがある、妻や彼女の向上心や楽しみを否定する、束縛が激しく飲み会などに行かせない......。あなたのパートナーに当てはまるところはありませんか? もしあったら要注意。あなたはすでに、モラル・ハラスメントの被害者かも知れません。

モラハラはDVに比べて判断しにくく、複雑なところがやっかいです。臨床心理士の本田りえ先生は「ポイントになるのは被害者の精神状態。モラハラが起きると2人の関係は対等ではなくなり、支配と束縛による上下関係ができてしまいます。生き地獄のような毎日で徐々にその人らしさが奪われ、抜けがらのようになっていきます」と警鐘を鳴らします。

被害にあっていることを自覚できないでいるケースもあるようです。まずはチェックリストを試してみてください。

まさか、私が? 被害者チェックリスト

□夫の帰宅時間が近づくと、緊張して体がこわばる
□言われると断れない。完璧にやらねばと思う
□夫の顔色をうかがい、こまかなしぐさまでよく見てしまう
□夫が怒りだすと、早くその場をおさめることだけを考える
□間違っていても正さず、流す
□きげんをそこねるようなことは、できるだけ言わない
□外出先で帰宅時間を超えると、あせってしまう

いかがでしたか? 「いくつ当てはまったらモラハラ被害者」とはっきり判断できるものではないですが、参考にはなると思います。モラハラにあっていることをなかなか認めたがらないのもモラハラ被害者の特徴だとか。もしいくつか当てはまったら、「もしかして...」と自分で疑ってみてください。

調査は主婦の友社「Como」編集部が2016年4月26日〜5月6日、子どもの年齢が2〜10才の既婚女性100人を対象に郵送アンケートで実施。回答者の平均年齢は34.4歳。