猛暑日にカフェのテラスや木陰で飲むアイスティーは、それだけでなんだかオシャレですが、皆さんはレモン派? ミルク派? それともストレート派?
ダージリン、アッサム、アールグレイ、フレーバーと産地ごとに味わいや香りが異なる紅茶ですが、コーヒーや緑茶派の家庭では、いただき物の紅茶を棚の中にしまいがちですね。
実は、紅茶には意外と知られていない体にいい成分が豊富なのです。
特に夏の時期に注目したいのは「消臭効果」と「消炎効果」。
使わないままなんてもったいない! 紅茶の優れた効能とは?

優れた効能を発揮する紅茶。ニオイの対策、日焼けの肌に紅茶風呂、活性酸素を除去にも!? 


夏のニオイの対策法として、有効活用したい紅茶

紅茶に含まれる赤い色素は、「テアフラビン」と言われる抗酸化力を持つ成分です。
テアフラビンはポリフェノールの一種でカテキンが発酵してできるものです。
この成分は水虫の原因でもある白癬菌にも効果が認められています。
さらに、紅茶に含まれる「タンニン酸」には、消臭効果があることも知られており、汗ばんだワキの臭いや、足の臭いなどを消してくれます。
「紅茶風呂」で日中の汗ばんだ体をすっきりきれいにするのもよいですが、特に足が気になるという人は、お手軽な"紅茶足湯"という方法もあります。
●紅茶足湯
・ 濃い目の紅茶を作る(煮出しても◯)
・ 洗面器に足を入れて熱くない程度に水で薄める
・ 10分〜30分足浴する
・ 終わったら洗い流し、しっかり乾燥させる
個人差はありますが、水虫にも効果が期待できますし、足の臭いを除去するうれしい効果が期待できる他、汗の量も減らす効果があるという説もあります。
「今日は汗をかいたな〜」という夏の日に、「紅茶足湯」をぜひ試してみてはいかがでしょうか?

エアコンで冷えた体にもよい紅茶入り足湯法

エアコンで冷えた体にもよい紅茶入り足湯法


日焼けの肌に紅茶風呂が効果的!?

夏はちょっと外に出ているだけだから大丈夫と対策を怠り、うっかり日焼けしてしまうことってありますよね。
そんな時、日焼けの炎症を鎮める効果がある紅茶もあるのです。
なぜ紅茶が日焼けに効果があるか……、
それは、タンニンは昔からやけどの薬として親しまれてきたこともあり、タンニンという成分が紅茶には含まれているから。
これは意外と知らない人も多いので、わざわざ日焼け用の薬を買わなくても、もし自宅に紅茶があるのなら、ぜひお試しあれ!
●紅茶風呂
日焼けの炎症の緩和に効果があるとされている紅茶風呂の作り方
・ お風呂のお湯はあまり熱くならない程度にします(40度以下)
・ 浴槽内に紅茶のティーバックを2〜3個入れます
・ そしてそのまま浸かります
紅茶風呂の作り方がわかったら、あわせて試してほしいのが、ティーバックで顔や手足、背中、腕等にパッティングを繰り返す方法。紅茶のティーバックからタンニンが溶け出してきますので、直接肌につけるのも効果的です。
日焼けでかなりの炎症をしていて、お風呂に入るにもつらい時は、この方法で肌にタンニンをつけると、炎症による痛みやヒリヒリが取れて、お風呂に入りやすくなります。
また、紅茶のティーバックは、一度使ったものでもだいじょうぶです。
注意点
*ひどい日焼けでお風呂のお湯が痛いと感じる場合は絶対にやめましょう。
*タンニンが溶け出したお風呂は、浴槽に色がつきやすくなります。
入浴後は浴槽内の水をそのままにせず、すぐに水を抜き、浴槽内を洗浄しましょう。

浴槽内に色がつきやすいので、入浴後はすぐに掃除を

浴槽内に色がつきやすいので、入浴後はすぐに掃除を


そのほかにも美容効果が期待できる紅茶

老化の原因とされているのが活性酸素です。その活性酸素が増えると……、
○メラニンが増える⇒シミが増える、老人性シミができる
○生活習慣病を引き起こす
本来人間の体は、この活性酸素をやっつける働きをもっていますが、この力は年齢とともに衰えてきます。次々と発生する活性酸素を処理しくれなくなり、身体は酸化=老化していくのです。
紅茶には、活性酸素を除去する成分「紅茶フラボノイド」「テラフラビン」が含まれており、「紅茶ブラビノイド」には、日焼け防止が期待できるうれしい効果も!
紅茶を飲むことで美容効果が高まるのなら、とっても簡単ですよね。
さらに、皮膚科やエステでのピーリングに使われている漂白素材として有名なハイドロキノン。
紅茶には、実はこのハイドロキノンも含まれています。紅茶風呂は美白美容効果が期待できることになりますので、女性ならとても気になりますよね。

メラニンが増える⇒シミが増える、老人性シミができる

メラニンが増える⇒シミが増える、老人性シミができる


健康面でも効果が期待できる紅茶

紅茶のカフェインは、胃酸の働きを活性化し、消化不良などの改善をうながします。
さらに殺菌作用も高く、ピロリ菌の殺菌性も一部では認められているようです。
加えて、「紅茶カテキン」「紅茶フラボノイド」には、抗酸化作用があり、血中のコレステロールの上昇を抑えるので、高血圧、高血糖、動脈硬化を予防する効果によって、成人病予防の効果が期待できます。
その他、紅茶は、カルシウム、カリウム、ビタミンB群、ミネラルを豊富に含んでおり、新陳代謝を整え、細胞の成長を助けます。
実にさまざまなうれしい効果がある紅茶。戸棚の奥にしまったままなんてもったいない!
ぜひ、上手に活用してくださいね。