白衣の企画・製造・販売を行なうクラシコは、2016年2月に実施したクラウドファンディングでの資金調達に成功した新開発の聴診器『U scope』の一般販売を開始した。価格は3万4000円〜4万8000円(税抜)。

U scope

聴診器は1816年にフランスの医師ルネ・ラエンネックによって発明されて以来、素材などは改良されながらも、今日までほとんど形を変えてこなかった。白衣メーカーとして医師の悩みを知り尽くしている同社は、聴診器に対して医師が抱えている様々な悩みを解決するため、聴診器の本質的な意義を追求し、聴診器をゼロから再構築した。そして開発されたのが、医療機器とは思えないスマートさを持つ聴診器『U scope』だ。

『U scope』の開発は、第一線で活躍するプロダクトデザイナーである吉冨寛基(よしとみひろき)氏と、日本トップクラスの聴診器メーカー、ケンツメディコ社と共同で、3年以上の期間を費やして行なわれた。吉冨氏によるデザイン性の追求により、その美しさは“ジャパンデザイン”という付加価値を生み出した。しかし、『U scope』は、ただ美しいだけでない。その特徴は以下のとおり。

音響特性に優れ、高感度に音を拾うことが可能に

ダイヤフラムからイヤピースまで空気を逃さない設計を行ない、音の減衰を最小限におさえることに成功。

U scope

耳への圧力を30%軽減。心地よいフィット感を実現

独自開発した流線型形状と付け根のT字構造により、一般的な聴診器よりも耳への圧力を30%軽減することに成功。

U scope

独特の流線型形状により、首への圧迫感を軽減

耳管の独特の3次曲線によって首への圧迫感を軽減する。デコルテラインに沿ったラウンド形状は、首からかけた際に美しいラインを演出する。

U scope

人間工学に基づいた、指にフィットするチェストピースを実現

チェストピースは人間工学に基づいて設計されている。指に自然とフィットするだけでなく、手首の可動域も確保され患者の体のラインにあわせた自由な聴診が可能となる。

U scope

コンパクト性を追求し、今までにない携帯性を実現

医療従事者にとって聴診器は、いつも持ち歩くものなので、診察以外のときも、スマートに。使わないときは小さく折りたたみ、白衣のポケットへ収納することができる。携帯性が高まることで、持ち運びもよりスマートになる。

U scope

■クラウドファンディングでは目標額の317%の資金調達に成功

2月9日より、初回生産分における資金支援を、米国のクラウドファンディングサイト「INDIEGOGO」で募集。クラウンドファンディング開始4日間で目標金額の1万5000USドルを達成した。また、支援者を国別で分けると、US36.5%、ヨーロッパ15.7%、日本を除くアジア・オセアニア11.8%と、国外からの支援が多く集まった。

U scope

製品情報

http://uscope-classico.com/jp/index.html