今年(2016年)の土用丑の日は、いつかご存じだろうか。それは7月30日。土用丑の日が近づくと、なぜかうなぎを食べたくなる。だが最近では、ニホンウナギは絶滅危惧種に。何も考えずパクパク食べていては、将来うなぎは姿を消してしまうかもしれない。

ところで7月16日、次のような写真付きのツイートが投稿され、話題となっている。

写真は、一見うなぎのかば焼き風だが、実は違うらしい。「このうなぎ風の魚すり身『うな次郎』ちゃんなんですけど、ぶっちゃけ半端な価格の下手なうなぎ買うより全然美味しいんだよ」というコメントが添えられている。

いったいこれは何だ?

「これ良くできてるわ、ほぼ鰻だわ」


「うな次郎」(写真は編集部撮影)

冒頭のツイートの商品は、新潟市東区に本社を置く一正蒲鉾の練り製品「うな次郎」だ。魚肉すり身でうなぎのかば焼きを忠実に再現している。

一正蒲鉾といえば、あの「カニかま」で知られている。ご存じの方は多いはずだ。見た目も味もカニそっくりな「カニかま」を生み出した技術で、今度はうなぎのかば焼きに挑戦したらしい。

ツイッターには、実際に食べてみた人から、こんな声が寄せられている。

「レンチンして熱々で食べた感じ、下手な中国産うなぎより美味いしうなぎ感あった」「これ良くできてるわ、ほぼ鰻だわ」「タレを少し焦げさせて多めにかけたり、山椒を多めにかければごまかせちゃうんじゃないだろうか」「かまぼこ屋さんスゴいわ」などといった感想が多い。かなり満足しているようだ。

そこで、Jタウンネット編集部も実際に食べてみることにした。


「うな次郎」を電子レンジで温め、盛り付けてみた(写真は編集部撮影)

スーパーの蒲鉾などの練り物を置いているコーナーで見つけ、購入した。290円台だった。たしかに安い。

自宅で電子レンジで温め、ご飯の上にのせてみた。どう見ても「うな丼」だ。タレをかけると、かすかだがプーンと良い匂いも漂ってくる。時刻は午後3時頃、お昼がまだだったので、もう充分にうなぎに見える。「空腹こそ最高の調味料」と言うではないか。おなかを空かせておくのがポイントかもしれない。

熱くてホクホクの「うな次郎」を食べてみた。身は柔らかくて、箸で切れるほどだ。タレをたっぷりかけたせいか、下のご飯にも滲みており、食感はまさに「うな丼」である。ひと口食べて、「イケる」気がした。もりもりガツガツ食べてみる。半分ほど食べたところで、山椒をかけるのを忘れていたことに気が付いた。

残り半分に山椒をかけて、改めて食べ直す。「なるほど、これだ。これこそ、うな丼」と納得しながら、また食べる。やはりタレと山椒は欠かせない。約10分ほどで、完食した。けっこう満足した。わずか300円前後で、これだけの満足度、「かまぼこ屋さんスゴい!」と脱帽した。