スマートフォン向けゲーム「ポケモンGO」が世界中で人気となっており、中国でも大きな注目を集めている。だが、中国メディアの5068遊戯網は26日、中国独自の理由によって、「ポケモンGOは中国では流行しない」と主張している。(イメージ写真提供:(C)photootohp/123RF.COM)

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 スマートフォン向けゲーム「ポケモンGO」が世界中で人気となっており、中国でも大きな注目を集めている。だが、中国メディアの5068遊戯網は26日、中国独自の理由によって、「ポケモンGOは中国では流行しない」と主張している。

 そもそも「ポケモンGO」は中国では配信されておらず、一部報道では「現時点では今後も配信される予定はない」というが、記事は「ポケモンGOが中国正式にリリースされることを待ち望む声がある」と紹介。一方で、仮に中国で配信されたとしても「中国では各国のような流行は起きないのではないか」と論じた。

 ポケモンGOは拡張現実(AR)機能と位置情報を用いたゲームであり、位置情報は「Googleマップ」とGPS機能のデータに基づく。そのため、「ポケモンが位置情報とGoogleマップのデータを元に、スマホのカメラを通じて表示されるゲーム」であると伝える一方、中国ではGoogleが撤退してからすでに6年も経過していることが、中国のユーザーにとってはポケモンGOを遊ぶうえでの大きな課題になるはずだと指摘した。

 「Googleマップ」は各国で非常に豊富かつ最新の地図データを持つとする一方、2010年に中国から撤退したGoogleは中国国内の最新の地図データを持っていないと指摘。そのため、仮に中国で「Googleマップ」のデータをもとにポケモンGOをプレイするとした場合、地図データと現実の不一致がたびたび生じ、ユーザーはポケモンGOを存分に楽しむことができないはずだと論じた。

 一方、ポケモンGOのプログラムを中国の「Googleマップ」以外の地図データを使用できるよう調整するのは、ポケモンGOを運営する米Niantic社にとって大きな難題であると指摘し、こうした理由からそもそも中国では配信が難しいうえ、「中国ではポケモンGOは流行しない」と伝えている。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:(C)photootohp/123RF.COM)