スマートフォンアプリ「ポケモンGO」が日本で提供開始となり、世間を大いに騒がせている。ついつい画面の中のモンスターに夢中になって秩序を乱したり、交通事故を起こしたりといった事例も少なからず発生しているようだ。自転車やバイク、自動車を運転しながらのプレイは、もってのほかである。(イメージ写真提供:123RF)

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 スマートフォンアプリ「ポケモンGO」が日本で提供開始となり、世間を大いに騒がせている。ついつい画面の中のモンスターに夢中になって秩序を乱したり、交通事故を起こしたりといった事例も少なからず発生しているようだ。自転車やバイク、自動車を運転しながらのプレイは、もってのほかである。

 中国のネット上では、日本の交通マナーや交通事情に関する話題をしばしば見かける。中国メディア・今日頭条は24日、「東京はどうして基本的にクルマが渋滞しないのか」とする記事を掲載した。大都会・東京では日常的に道路の渋滞は発生しているが、記事は「渋滞しない」と言い切っている。北京・上海をはじめとする中国の大都市におけるヘビーな渋滞に比べれば「そんなものは渋滞じゃない」ということなのだろうか。

 記事は、東京で「クルマが渋滞しない」理由として3点を挙げている。1点目は、空間を効率的に利用した駐車スペースの確保、秩序ある駐車の徹底により路上駐車を減らすことだ。また、大きな自動車を好む中国とは異なり、コンパクトボディな自動車が多いことも、空間の効率的な利用に貢献していると解説している。

 2点目は、地下鉄のネットワークが非常に充実しており、利便性が高いことだ。中国でも各都市で地下鉄建設が進んでいるものの、北京や上海でも東京ほど充実しておらず「道路の自動車同様、地下鉄もぎゅうぎゅう詰め。座席を確保するチャンスなどない」と説明した。

 そして3点目は「必要に迫られない限り自動車を買わず、運転もしない」点を挙げている。「そんなに必要でなくても買おうとするメンツ大好きな中国人とは異なり、日本では若者でも年配者でも自転車で出かけることをとても好む。身体の鍛錬になるし、交通への負荷も緩和されるのだ」と論じた。

 東京の事情はさておき、中国の大都市で渋滞が激しい理由を考えた時に、記事が挙げた3点目の理由は大いに説得力があるように思える。中国の消費者にとって自動車はまだまだステータスシンボルの1つなのだ。それに「大きければ大きいほどいい」という見栄を重んじる精神、やや自分勝手な運転マナーが相まって、道路のキャパシティを大きく超えた自動車が路上を埋め尽くすことになるのではなかろうか。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)