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 PokemonGOが日本でも始まりましたね。ゲットしたPokemonをSNSにアップするかたも多いのでは? その際は、くれぐれもご注意を。その写真からも、あなたの個人情報が読み取れてしまうかも。海外の広告・宣伝・プロモーション事例情報を提供している「AdGang」からの厳選記事を紹介するこの連載は、毎週水曜日更新です。

●キャンペーン概要

 時期:2016年
 国名:UK
 企業/ブランド:Cifas
 業種:非営利団体

■あなたの投稿は本当に大丈夫?

 インターネット上における個人情報の流出および、詐欺被害防止のために活動をするイギリスのNGO団体Cifasが、ソーシャルネットワークから個人情報を盗み取られる危険性を訴える啓発実験を行いました。タイトルは「Data to Go」。

 舞台となったのは、とあるカフェ。店頭には『Facebookのいいね!で、コーヒーを無料サービスします』という看板が出ており、それを見たお客さんが続々と来店します。

 日本では見かけませんが、外国のコーヒーショップでは注文の際に名前を聞かれるのが普通です。これはできあがったドリンクを渡す時に番号札などではなく名前で呼ばれるためなのですが、このシステムとFacebookを利用して行ったのが今回の実験。

 男性客が注文カウンターで自分の名前と『いいね!』したことを告げると、そのやりとりを別の場所で無線で聴いていたスタッフがすぐさまFacebookとGoogleで検索。コーヒーができあがるまでのわずかな時間に、男性のフルネーム、出身地、誕生日、母親の旧姓、学歴などの個人情報を調べ上げたのです。

 カフェの店員はそれらの情報をカップに書き、本人に渡したところ、男性は知らない間に自分の情報が漏れていることに非常に驚き、困惑した様子。こうしてCifasはSNSのプライバシー設定を強化するよう人々に訴えたのでした。

 情報漏えいというと、企業や官公庁に対するサイバー攻撃などといった、テレビのニュースで時折見るような事件を思い浮かべるかしれませんが、このキャンペーンで呼びかけているのはそういった話ではなく、もっと身近にあるSNSによる流出。

 何気ない投稿から個人の住所や機密情報を割り出せてしまったり、そもそもプロフィールを一般公開する設定になっていれば、それこそ大切な情報をみずからさらけ出しているようなものです。

 SNSが個人情報を盗み出す絶好の場にならないよう、そして自分の身を守るために、利用者としての知識と心構えを促す啓発動画でした。

●動画はこちら

 

●先週の紹介キャンペーン

 「子供の想像力の源は、両親の愛情です。」親子の絆を深めるLEGOのサプライズプロモーション

 記事転載元:AdGang

山田 健介(株式会社PR TIMES)[著]