26日、韓国・ヘラルド経済はロッテグループの免税店事業などを担当し背任や横領の疑いで逮捕された辛英子容疑者の拘置所での様子について報じた。写真はソウルのロッテデパート。

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2016年7月26日、韓国・ヘラルド経済はロッテグループの免税店事業などを担当し背任や横領の疑いで逮捕された辛英子(シン・ヨンジャ・74)容疑者の拘置所での様子について報じた。

辛容疑者はロッテグループ創業者である辛格浩(シン・ギョクホ)氏の長女。韓国検察が裏金疑惑などをめぐりロッテグループに対する捜査を開始して以降、今月7日に逮捕され、オーナー一族で最初の逮捕者となった。逮捕前の捜査時から涙ながらに自身の潔白を訴え、令状が出され拘置所に向かう車内では検察関係者に「私がなぜ有罪なのよ」と強く抗議したという。

大財閥一家に生まれた辛容疑者も、ソウル拘置所では他の収監者と同室で生活している。初めての拘置所暮らしに当初はぼうぜん自失の状態で、その後適応に苦労している様子。検察の取り調べを健康状態を理由に拒否することもあるほか、容疑を立証するに十分な証拠を示されいら立ちをあらわにすることも。こうした辛容疑者の態度に検察も手を焼いているようだ。検察関係者の1人は「ロッテの関係者は他の企業の人と比べて(取り調べでの態度に)差があるように思う」と指摘した。

しかし検察側は辛容疑者個人の容疑の立証には特に支障がないとの立場で、起訴後もロッテグループの裏金疑惑全般について捜査を続ける方針だ。

報道を受け、韓国のネットユーザーは次のようなコメントを寄せている。

「初めての拘置所暮らしはきついでしょうね。若いうちに何回か入っておけばよかったのに、残念ですね」
「猛暑にエアコンも扇風機もない生活は生まれて初めてだろう」
「これまでどれだけ豪華な生活をしてきたことか」
「一般庶民が取り調べでいらつこうものならめちゃくちゃに殴られる」

「お金がなく貧しい庶民がどれだけ苦労してるか味わえばいい」
「なんだか罪の意識がないみたいだね」
「罪を犯したなら甘んじて罰を受けるべき。世の中お金でなんとでもなると思ってたんだろうけど」
「拘置所暮らしのことなら趙顕娥(チョ・ヒョナ。大韓航空元副社長)先輩に助言をもらいなよ」

「年老いたお姫様!時間がたてばだんだん慣れるだろうから心配要らないよ」
「ロッテが韓国からなくなった方が、むしろ韓国経済には役立つはず」
「国民の血税でタダでごはんを食べさせてるんだから、ありがたく受け取っておいしく食べなさい」(翻訳・編集/吉金)