台湾、日本との海洋対話を延期  「沖ノ鳥問題とは無関係」=総統府

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(台北 26日 中央社)外交部は26日、台北市で28日に開催予定だった「台日海洋協力対話」の第1回対話を延期すると発表した。新たな日程は未定。会議では環境保護、海難救助などに加え、沖ノ鳥(日本名:沖ノ鳥島)近海の漁業問題も協議されるとみられていた。

総統府の黄重諺報道官は同日、延期は準備に時間が必要だと判断した台湾側が日本側に提案して決まったもので、沖ノ鳥の問題とは無関係だと強調している。

沖ノ鳥をめぐっては、蔡英文政権が発足直後の5月下旬、国連大陸棚限界委員会の決定が下るまでは「法律上の特定の立場をとらない」と表明。「岩」と主張していた馬英九前政権から方針を転換した。

ただ、常設仲裁裁判所(オランダ・ハーグ)が今月12日、中華民国(台湾)固有の領土で、沖ノ鳥よりも大きい南シナ海・南沙(スプラトリー)諸島の太平島を「岩」と認定したこともあり、野党・国民党の立法委員(国会議員)からは、海洋協力対話では沖ノ鳥を「岩」と主張すべきとの意見も出ている。

また、一部報道で沖ノ鳥問題が議題から外される可能性が指摘されたが、総統府はこれを否定している。

(呂欣ケイ、唐佩君、葉素萍/編集:杉野浩司)