「18」の次は「2」を争う戦い DF岩波「負けるつもりはない」

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 負傷から完全復活を誓っている。5月のトゥーロン国際大会初戦で負傷して全治6週間と診断されたDF岩波拓也(神戸)だったが、「1日でも早く代表のピッチに戻りたい」と回復に励み、見事にリオデジャネイロ五輪代表メンバー18人に選出された。

 ブラジルに渡って調整を進める中、岩波自身もコンディションは「すごく良くなってきている」と手応えを得ている。それは手倉森誠監督も感じているようで、「テグさん(手倉森監督)からも『コンディションが上がっているな』という話をしてもらった」ようだ。

 4バックを基本とする手倉森ジャパンにおいて、CBの枠は当然ながら「2」。昨日から始まった戦術練習の際、長らく岩波とコンビを組んできたDF植田直通(鹿島)の横には、オーバーエイジのDF塩谷司(広島)が入る時間が長くなっている。

 塩谷のオーバーエイジ内定が発表されたときから、「(CBの)一枠はオーバーエイジを使うだろう」と覚悟していた岩波だが、このチームの最終ラインを支えてきたという自負もある。

「そこまでの差はないと思っているし、負けるつもりもない。自分が18人に入っている以上、力になるときは絶対に来ると思うので、気持ちを切らさずに練習をやっていくだけ」

 本大会初戦ナイジェリア戦前には、CSセルジッペとの練習試合、そしてU-23ブラジルとの国際親善試合が行われる。改めて自身の存在価値を証明して、ポジション奪取を狙う。

(取材・文 折戸岳彦)


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