「死ぬときぐらい好きにさせてよ」宝島社の“死”をテーマにした企業広告が朝日広告賞を受賞

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女優・樹木希林さんが登場した宝島社の企業広告『死ぬときぐらい好きにさせてよ』が、読売広告大賞(グランプリ)、TCC賞に続き、第64回「朝日広告賞」グランプリと、今年度より新設された読者投票で決定する「朝日新聞読者賞」を同時受賞した。

 絵画をモチーフにした「樹木希林×死」

樹木さんが出演した『死ぬときぐらい好きにさせてよ』は、宝島社が1/5に全国版の新聞4誌に掲載した企業広告。

絵画のような印象的なビジュアルは、ジョン・エヴァレット・ミレイの名作「オフィーリア」がモチーフで、「死」について考えることで、どう生きるかを考えるきっかけになれば…というテーマで作られた企業広告なのだという。

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女優・樹木希林、死生観を語る

広告出演について、樹木さんは「宝島社の企業広告はこれまで目にしたことがあり、かなり記憶に残っています。それはすごいことだと思い、お受けしようと思いました」とコメント。

さらに、「『生きるのも日常、死んでいくのも日常』、死は特別なものとして捉えられているが、死というのは悪いことではない。そういったことを伝えていくのもひとつの役目なのかなと思いました」と、独自の死生観を語っている。

 過去の宝島社の企業広告も面白い!

宝島社は、これまでも印象的な企業広告を多数発表、いくつも広告賞を受賞しているという。

▼「ヒトは、本を読まねばサルである。」(2012 年)

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2012 第66回 広告電通賞 優秀賞(新聞広告 企業部門 )
2012 第 53 回 消費者のためになった広告コンクール(新聞広告部門 銅賞)
2012 第61回 朝日広告賞(準朝日広告賞)

▼「君よ、散財にためらうなかれ。君の十銭で浅草が建つ。」(2012 年)

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2012 第61 回日経広告賞 出版・コンテンツ・教育部門 部門賞(第1 位)

 ▼「いい国つくろう、何度でも。」(2011年)

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2011 読売広告大賞(金賞)
2011 毎日広告デザイン賞(優秀賞)
2011 フジサンケイグループ広告大賞(メディア部門 新聞 優秀賞)
2011 日経広告賞(出版・コンテンツ・教育部門 部門賞)

▼「日本の犬と、アメリカの犬は、会話できるのか。」(2010年)日米同時掲載

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2010 朝日広告賞(準朝日広告賞)
2010 読売広告賞(銀賞)
2010 フジサンケイグループ広告大賞 (クリエイティブ部門新聞優秀賞)
2010 毎日広告デザイン賞(部門賞(出版))
2010 広告電通賞(新聞広告電通賞)
2011 新聞広告賞(広告主企画部門・本賞)

▼「女性だけ、新しい種へ。」(2009年)

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2009 朝日広告賞(準朝日広告賞)
2010 毎日広告デザイン賞(最高賞)

エッジが効いたものから、ちょっとドキッとさせられるものまで、ビジュアルとコピーで勝負する企業広告だけに、そのインパクトはなかなか強烈。

個人的には『死ぬときぐらい好きにさせてよ』が、一番印象が強かった。

メインコピーもカッコイイが、「生きるのも日常、死んでいくのも日常」と語れる樹木さんのようないい感じに力の抜けたカッコイイ大人になりたいものである。