目にも鮮やかなキウイはそのまま食べてもスーパー美味しい上、栄養素がぎゅっとコンパクトにつまっています。緑と黄色のキウイをよく見かけますが、この2色にどういった違いがあるのでしょうか?

そこで今回は美容ライターである筆者が、駒沢女子大学人間健康学部健康栄養学科の西山一郎教授が講演した「キウイフルーツの栄養」セミナーに出席し、その違いを探ってきました!

■キウイって2種類だけじゃないの!?

西山教授によると日本には10種以上のキウイが売られているのだとか。そのなかでも市場の多くを占めているのが、下記の3品種です。

(1)ゼスプリ・グリーン ヘイワード種

緑肉種のキウイ。濃い毛に覆われていて、味は甘酸っぱい。

(2)ゼスプリ・サンゴールド ZESTY002種

黄肉種のキウイ。外殻の毛が薄く、ヘイワード種と比較するとやや楕円形。味は甘い。

(3)ゼスプリ・ゴールド ホート16A種

ZESTY002種よりもやや緑がかった黄肉種のキウイ。外殻の毛が薄く、ヘイワード種やZESTY002種よりも先が尖っている。味は甘め。

キウイにはたくさんの品種がありますが、大きく分けると緑肉種と黄肉種の2つがあるようです。この色の違いはクロロフィル(葉緑素)。緑のキウイにはクロロフィルが含まれており、黄色のキウイには含まれていないのです。

その他、緑と黄色の栄養成分に違いはあるのでしょうか?

■キウイは色によって栄養素が違う!?

西山教授が『日本食品標準成分表2015年度版』を参照したところ、黄肉種のキウイ100gあたりのビタミンC含有量は約140mg、緑肉種では約70mg。なんと黄肉種のほうが2倍ものビタミンCを含んでいます。

1日に推奨されるビタミンCは100mgなので、1個の黄肉種のキウイで1日分のビタミンCが摂取できるとのこと。

一方で、食物繊維に関しては緑肉種に軍配が上がります。緑肉種100gには約2.5g、黄肉種には約1.5gの食物繊維が入っています。

さらに、緑肉種と黄肉種が圧倒的に違うのはビタミンE含有量。100gあたりの緑肉種にはビタミンEが約1.3mg含まれていますが、黄肉種には約2倍の2.5mg。

まとめると、コラーゲンを生成し、シミ・シワ・ニキビを改善して紫外線から肌をまもるビタミンCと、抗酸化作用の高いビタミンEが多いのは黄肉種。つまり、黄色いキウイはアンチエイジングや美肌によいといえます。

反対に、整腸作用のある繊維が多い緑のキウイは便秘によいのだそう。

お肌やお腹の調子で毎日キウイを食べ分けるのも、よいかもしれませんね!

キウイフルーツは1年を通じて手軽に購入でき、冷蔵庫で1〜2ヶ月保存可能。また、半分にカットしてすぐ食べられるので夏の栄養補給にはぴったりです。ぜひ毎日の食卓にキウイを取り入れてくださいね。

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