日本を訪れる外国人旅行客のなかで、旺盛な消費意欲を持つ中国人が存在感を示しているが、中国人が存在感を持つのは留学市場においても同様だ。日本学生支援機構によれば、日本に留学していた学生を出身国(地域別)で見た場合、2015年は全体の45.2%が中国人留学生だった。(イメージ写真提供:123RF)

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 日本を訪れる外国人旅行客のなかで、旺盛な消費意欲を持つ中国人が存在感を示しているが、中国人が存在感を持つのは留学市場においても同様だ。日本学生支援機構によれば、日本に留学していた学生を出身国(地域別)で見た場合、2015年は全体の45.2%が中国人留学生だった。

 なぜこれほど多くの中国人が日本への留学を選んでいるのだろうか。中国メディアの捜狐はこのほど、「日本が好き」という個人的な感情を除いた場合、どのような理由で中国人が日本に留学しているのかを考察している。

 記事は、日本を訪れ、日本で暮らしてみると「すぐに日本を好きになってしまう」と伝えつつ、こうした感情を除いても日本には学ぶべき点が多いと主張。特に中国人学生が日本を留学先に選ぶ理由は「教育の質が高い」という本質的な理由の他に、「留学生であっても日本社会では日本人と同じ待遇を得られ、差別されることがない」こともあると論じた。

 さらに、日本から数多くのノーベル賞受賞者が輩出されていることを指摘し、「日本の高等教育のレベルは米国に次いで世界2位の水準だ」と主張。日本の高等教育機関は設備も充実しているうえ教育理念もすばらしいと指摘し、「日本の政府や企業も留学生に奨学金やインターンシップの機会を広く提供している」と指摘、こうした充実した制度が中国人学生に日本への留学を決意させていると伝えている。

 日本に留学する中国人学生が増えるということは、日本を知る親日的な中国人学生が増えることも意味するため、民間交流という観点からも歓迎すべきことだろう。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)