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カブドットコム証券は7月25日、機関投資家向けストック・レンディング(株券等貸借取引)業務において、日立製作所の人工知能「Hitachi AI Technology/H」を利用したトレーディング支援システムを開発・検証し、実際の業務で有用性を確認したと発表した。

同システムではまず、カブドットコムのストック・レンディング業務における過去のトレーディングデータや需給バランス、各種の指標など、合計で1,000種類を超える数値データをHitachi AI Technology/Hで分析し、貸出レートの予測方程式を作成。この方程式の変数として直近のトレーディングデータなどを入力することで、最適な貸出レートを自動的に生成する。

同システムでは銘柄ごとに予測方程式を作成できるため、各銘柄の特性に応じた貸出レートを算出することができるという。

実際の業務では、同システムと既存のトレーダー双方の判断を併用し、トレンド変化のフォローや急激なレート調整が必要となる部分には、優秀なトレーダーの判断余地を残すという。

これにより、トレーダーによる判断内容を、次回以降に本システムで予測方程式を作成する際の元データとして利用し、さらなる精度向上を図ることができるとしている。

既存のレンディング・トレーダーは、借入ニーズの高い銘柄のトレードに特化し、カブドットコムの顧客が利用する「貸株サービス」において合理的な貸借料率での還元を実現する。