世界トップレベルを誇る日本人の平均寿命。生活レベルの向上に伴って中国人の平均寿命も延びているが、それでも日本は「長寿のお手本」とみなされているようである。中国メディア・今日頭条は22日「平均寿命世界一の日本人 長寿のDNAはどこから来るのか」とする記事を掲載した。(イメージ写真提供:123RF)

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 世界トップレベルを誇る日本人の平均寿命。生活レベルの向上に伴って中国人の平均寿命も延びているが、それでも日本は「長寿のお手本」とみなされているようである。中国メディア・今日頭条は22日「平均寿命世界一の日本人 長寿のDNAはどこから来るのか」とする記事を掲載した。

 記事は、日本人の長寿の原因が「健康な食習慣」にあるとの見方を紹介するとともに「もう1つ、食に関して誰もが知っているが口に出さない秘密がある」とし、日本の農業が高度成長期における農薬や化学肥料を使うスタイルから、1990年代以降環境に優しい無公害農業へとモデルチェンジを進めた点を挙げた。

 そして、日本の消費者も食品の価格よりも安全性のほうをより重視するようになっているとし、日本政府もハイテク農業、バイオ農業を重視して「農家の収入増、農作物の品質向上、環境保護」という三位一体の農業モデルを目指したと紹介。有機栽培ブランドなど、環境保護レベルに基づいて価格の差別化が図られる等級レベルが作られたと伝えた。

 さらに、かつての化学肥料漬け農業によって疲弊した土壌を長期間かけて回復するために「農作物の輸入量を増やした」とも解説。輸入農作物の品種とともに、トウモロコシや大豆、小麦などの輸入率を大きく高めているとし「日本はすでに環境保護型の農業の新たな道を切り開いているのだ」と論じている。

 平均寿命が延びるのは喜ばしいことである一方、高齢者の健康レベルが低ければ大きな社会問題となる。かつて長寿地域と称されていた沖縄県が、平均寿命の低下や高齢者の健康レベル低下といった深刻な問題と戦っている。環境や人体に優しい食品生産モデルの構築は、市民が「健康で長生き」するための一要素となるはずだ。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)