天皇陛下が天皇の位を皇太子殿下に譲る「生前退位」の意向を持たれていると報じられて以降、ご高齢の天皇陛下に対する様々な思いがブログ上でも多く語られている。
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・ニュース速報で「生前退位のご意向」って出たんだけど突然すぎてびっくり
・ふってわいたような気もするが、82歳の年齢から考えても当然かもしれない…
・もう年だし長男も立派な56歳になってるんだから隠居したいという状況だろうな

など、突然の報道に驚きつつも理解を示すコメントが目立った。

82歳の今も多くの公務をこなし、海外への慰霊の旅や被災地訪問などにも精力的である様子が印象的なだけに、一般国民としては

・もう十分お働きになったのだから、穏やかな老後を過ごしていただけないものか
・同年代の自分も相当弱っているだけに、重責から解放してさしあげたいと思う
・寂しい気持ちもあるけれど、ご希望ならば生前退位を温かく見守りたい

と受け止めるのが普通であろう。

ただそこは簡単にはいかないお立場、皇室制度を定めている皇室典範には退位についての規定がないために改正が必要であるとか、その皇室典範を改正するためには憲法も改正しなくてはならないのではなど「必要な手続き」が取り沙汰されていて

・解せないのは宮内庁や政治家のコメント。「そのようなご意向とは聞いていない」
 とか「コメントできない」とか何か冷たくない?
・政治家はみんなコメントを差し控えるという逃げの姿勢…
・陛下のご意向と、それを実現できるかは別の話なんだって。天皇陛下に職業選択の
 自由はないのか?

など、実際に生前退位に向けて動き出す気配が見えないことに疑問を感じるコメントも目立つ。

そうなると「なぜ今、生前退位の話題が出てきたのか?」が憲法改正の動きとからめて解釈され、「安倍政権の改憲の動きに抵抗の姿勢を示したのでは」いや「憲法改正を加速させる改憲派の陰謀では」など正反対の見解が語られていて、なんだかキナ臭さを伴う話題にもなってしまった。

ただシンプルに

・常に国民のために尽くしてこられた陛下のために、少しは宮内庁も安倍政権も汗を
 かくべきなのでは
・ご本人が望んでいるならば、何年もかけて議論とかしてないで早々に実現できる
 ようにするべきでしょう

といった思いが届くことを希望しつつ、陛下の幸せな老後をお祈りしたい。

(夏目 昌)