無理なく続けることがポイント

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リラクゼーション、柔軟性の改善、運動のためなど、ヨガを行っている方の中にはさまざまな目的やモチベーションがあると思います。その中でも、ダイエット効果を目的としてヨガをされる方、始めてみようと思っている方、またその他の目的があっても同時にダイエット効果もあれば嬉しい!という方へ。今回は「脂肪を燃やす」という観点から、ヨガの効果を最大限に生かすためのコツをご紹介します。シンプルなものばかりですが、どれも重要になりますので、ぜひこの機に見直してみてください!

■ 運動の時間を見直そう

ヨガは、水泳やウォーキングなどと同じ有酸素運動で、運動中に酸素を取り込みながらエネルギーを消費していく類の運動になります。ちなみに無酸素運動は短距離走や重量挙げなど、短い時間で強いパワーを出すものです。マラソンと100m走などが有酸素運動と無酸素運動の分かりやすい例ですね。有酸素運動と無酸素運動は、運動中に体の中のどこからエネルギーを作り出すかに違いが出てきます。よく「運動は20分以上続けないと脂肪が燃焼されない」と言われるのもこのためです。運動開始直後は、筋肉内に少しだけ蓄積された物質(アデノシン三リン酸やクレアチンリン酸)、糖などを使ってエネルギーを作り出していますが、大体20分を目安に、エネルギーを作り出す機構が変わり、炭水化物、脂肪、そして酸素などを組み合わせてエネルギーが作り出され始めていきます。

ですので、ヨガでも60分のクラスでしたら「20分以上」という点はクリアしますが、例えば自宅で一人で行う方は、10分で諦めてしまわずに、まずは20分以上行うように心がけてみてください。ヨガはそれぞれのポーズに、簡単なバージョンと、少し発展させた難しめのバージョンがあったり、難しければ休んでもOKだったりすることが多いと思います。辛過ぎて20分も続かないという方は、難易度を下げて、20分以上続けられる快適な強度を選んでみてください。ダイエット!と意気込んで、ご自身にとってハードなものばかりを続けて10分で終えてしまうよりも、緩やかに20分以上続けた方が脂肪燃焼には効果があります!

■ 深い呼吸をしていますか?

ヨガで最も重要なことの一つに呼吸があります。呼吸法もいくつかありますが、どの方法であっても常に呼吸をするというのがとても大事になります。上記のように、体の中の脂肪を燃焼させるのに酸素を利用している、という理由もありますが、脂肪燃焼が目的でなくても、しっかりとした呼吸を続けることで体の細胞内の循環を良くすることにもなります。また、呼吸はヨガのポーズやその運動自体が自分にとって無理のないものであるかを計るバロメーターにもなります。難しいポーズに挑戦するために、バランスを取るために、形をキープするために、息が止まっていないでしょうか?

呼吸が浅いままだと苦しくなり、すぐに疲れてしまいますので、これは先程の20分以上続ける、ということにもつながってきます。またヨガの最中だけでなく、普段の生活でも言えることですね。知らず知らずのうちに、バランスを取るために体に力を入れて呼吸が止まっていたり、ストレスで呼吸が浅くなっていたりするかも知れません。自分が常に深い呼吸が出来ているかを観察し、特にヨガの最中は、深い呼吸が出来る、無理のない強度で行ってみましょう。

■ 水分補給はやっぱり重要

こまめに水分をとりましょう、というのは特に最近、季節問わず言われていますが、水分補給も脂肪燃焼において1つ重要なポイントとなります。水分は、老廃物の排出や体温調節、循環を良くするための運搬係など、多くの役割を果たしています。脱水をパフォーマンスの低下させる、というのを聞いたことがあるでしょうか?体重の約1%の水分を失うと、人のパフォーマンスが低下し始めると言われています。ホットヨガや強めの運動の直後に体重を計り、1〜2kgも痩せた!と喜んだことのある方は要注意です。それは水分が出ていってしまっているだけで、血液がドロドロになったり、老廃物の排出が出来なくなっていたりと、健康のために行った運動がむしろ逆効果になっていることがあります。特にダイエット中の方はむくむから、体重が増えるからと言って水分補給をおろそかにしがちですが、ダイエット中でも、ヨガの途中でも、こまめに水を飲みましょう。

■ 最後に

水分の話にしてもそうですが、1回のヨガで劇的に痩せるということはないと思って、長い目で見て行っていくことがポイントになるでしょう。息が切れるくらい大変なポーズが取れた、運動後に体重が減った、毎日10分ずつ続けている、などでは、せっかく続けていても効果が薄まっているかもしれません。ぜひ基本的なところから見直してみて、無理なく続けてみてください!

(著:nanapiユーザー・szk 編集:nanapi編集部)