日本酒しっぽり。女2人酒 vol.02

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【第4月曜日21:00更新】
慌ただしい毎日のなか、気の置けない女友だちと、おいしい日本酒を飲みながら心ゆくまで女子トークに花を咲かせたい。そんな居心地のいいお店を、日本酒好きライター浅井直子が厳選してご紹介します。

◆まさに「女2人酒」が増加中!目利きの女性店主が作り上げた日本酒の理想郷


白い外壁にウッディな引き戸。店内はナチュラルでくつろげる雰囲気。今回ご紹介する「GEM by moto」は、女性店主・千葉麻里絵さんが「日本酒は宝物」をコンセプトに掲げた日本酒バーです。店名の「GEM」は「宝物」という意味で、店内の中心には、まさしくリメイクしたアンティークの宝箱が置かれています。

恵比寿の新たなランドマークと評判のお店では、奇しくも近頃、女性二人組の来店が増加中だとか。さっそくその魅力に迫ってみましょう!

◆「GEM by moto」で“女2人酒”が弾む3つの理由

今までの日本酒バーにありそうでなかった!女性のセンスが反映されたインテリア

店内に一歩足を踏み入れたとたん、「あ、わたしこの場所好きかも」と居心地の良さを感じる女性は多いのでは。それもそのはず、こちらは千葉さんが長年思い描いた理想を形にしたお店。シックなカウンターを中心に、日本のガラス作家が手がけた温もりを感じるライトや、特注したレザーシートのスツールなどが目を引きます。

アンティークな雰囲気だけれど、どこかモダン。女性らしさがキラリと光りつつも、全体的に甘過ぎないテイスト。千葉さんの絶妙なバランス感覚でまとめた空間は、いつものカフェでくつろぐような感覚で日本酒を楽しめます。



店主の自然なナビゲートに身をゆだねれば、好みにぴったりの日本酒で気持ちよく酔える

日本酒のお店で悩むのがオーダーの仕方。こちらでは、蔵元にも足繁く通い、お酒の知識も豊富な千葉さんとのトークを楽しむのがおすすめです。
「まず、冷たいお酒か温かいお酒か、ご希望をお聞きして、例えば冷たい方がよければ、次にスッキリ系なのか、しゅわっとした方がいいのかなど、ステップを踏んでお客さんの好みのお酒を選びます」と千葉さん。ナビゲート上手な店主におまかせすれば、リラックスして心地よく酔えるはず。



密かな名物、〆のラーメンは毎朝手打ち!これがまた、日本酒に合うんです

〆にラーメンが欠かせない方は手を挙げて! ラーメン好きの千葉さんは師匠と仰ぐお店で学び、毎朝、自ら麺を打つまでに。手打ち麺とスープのみのシンプルなスタイルのせいか、こちらのラーメンを食べていると、またお酒が飲みたくてそわそわしてくるのです。
「具を入れていないので、打ち立ての小麦の甘い香りが際立ちます。それがお酒を呼ぶのかもしれませんね」。〆のはずが〆にならないある意味危険なラーメン、ぜひお試しを!





TEL.03-6455-6988
東京都渋谷区恵比寿1-30-9
営業時間:火〜金 17:00〜24:00、土日祝 13:00〜21:00
定休日:月
席数:13席(VIPルームあり)
アクセス:恵比寿駅東口から徒歩10分
平均予算:5000円
カード利用可 予約可
全面禁煙

◆文/浅井直子


サケニスト。「TOKYO SAKEGRAPHY」主宰。日本酒を取り巻く人と風土の魅力に惹かれるうちに、雑誌やwebメディアでの執筆や、蔵元を招いた女性限定イベントや、DJを絡めた日本酒イベントなども主催。「日本酒を知ることは日本を知ること」「日本酒をブームではなく、カルチャーに」をモットーに、活動している。

PHOTO/KAZUHITO MIURA ILLUSTRATION/HONGAMA