中国のネット上には「日本で長い間生活していると、中国に戻った時に適応できなくなる」といった言論がしばしば見られる。日本と中国のどちらかが優れているということではなく、文化の違いへの適応に時間がかかるということだろう。(イメージ写真提供:123RF)

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 中国のネット上には「日本で長い間生活していると、中国に戻った時に適応できなくなる」といった言論がしばしば見られる。日本と中国のどちらかが優れているということではなく、文化の違いへの適応に時間がかかるということだろう。

 中国メディア・CHN強国網は22日、「日本の華人女性はどうしてみんな帰国したがらないのか その反省すべき真相」とする記事を掲載した。記事は、在日華人のなかで「男性よりも女性のほうが、日本を好きな人の比率が多い」とし、日本にやってきた女性の多くが現地に留まることを選択すると紹介した。

 そのうえで、在日華人女性たちが長く日本に留まる理由として「帰国後の主婦業が大変」、「中国の衛生条件が悪すぎる」、「ショッピングに出かける楽しみがない」、「何をするにもコネが必要である」、「夫との離別後に再婚相手が見つけにくい」、「職場の人間関係が日本の方が楽」という6点を挙げた。

 「帰国後の主婦業」は、料理を作るのに材料をいちいちしっかりと洗浄するなど手間がかかること、「ショッピング」は中国のデパートに日本のデパートのような「行く楽しさ」がないこと、「コネ」は子どもの進学のほか、医者にかかる、お年寄りを介護施設に入れるといった事でもいちいち便宜を図らなければいけないことを、その理由として紹介している。

 最後の「職場の関係」については、日本では「年始に年賀状を出せば上司や同僚との関係を保てる」というのが理由のようだ。日本の学校や職場における人間関係全般は、外国人はともかく日本人ですら時として非常に面倒くさいと感じることがあるが、それでも慣れてしまえば、中国における「関係」づくりよりも楽と感じるようになるのだろうか。

 日本は日本で、生活していて楽だと思えば、逆に面倒だと思うこともたくさんある。そして中国でも同様に、日本より楽な部分もあれば生活しづらい部分があるのだ。どちらがより暮らしやすいと考えるかは、結局のところ人それぞれなのである。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)