25日、韓国メディアによると、28日に予定されている元慰安婦の支援財団の設立を前に、韓国の元慰安婦と関連団体は「政府が一方的な財団設立を強行し、被害者を裏切った」と糾弾した。写真はソウルの慰安婦像。

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2016年7月25日、韓国・ニュースによると、28日に予定されている元慰安婦の支援財団(和解・癒し財団)の設立を前に、韓国の元慰安婦と関連団体は「政府が一方的な財団設立を強行し、被害者を裏切った」と糾弾した。

元慰安婦の共同生活施設「ナヌムの家」や韓国挺身隊問題対策協議会(挺対協)などは25日午前、ソウル市内で会見を開き、「しっかりとした謝罪も賠償も後続措置もない合意を通して日本政府が責任逃れをしようとしている状況で、韓国政府はむしろ、積極的に以前はなかった対立を作り出した」と主張した。「ナヌムの家」の所長は、「日本の公式謝罪と法的賠償が含まれていない合意は無効だ。政府が元慰安婦の人権を考えるのなら、元慰安婦が望まない合意と財団の設立を中断しなければならない」と強調した。

元慰安婦らは「私たちが戦うのはお金のためではない。日本政府が謝罪して私たちの名誉を回復させ、法的賠償をすることを望んでいる」と訴えた。

日韓両国は昨年12月28日、韓国政府が被害者支援財団を設立し、日本がそこに10億円を拠出することを柱とする妥結案に合意した。

この報道に、韓国のネットユーザーは以下のようなコメントを寄せた。

「大統領を替えるしかない」
「今の韓国政府はなぜ国民に批判されるようなことばかりするんだ?」

「朴大統領は何も考えていない。ただ安倍首相の言う通りに動いているだけ」
「被害者が嫌がっているのに、無理に財団を設立する理由は?」

「韓国は誰のための国?」
「今の韓国の国力は日本よりはるかに劣っている。謝罪を受けられるわけがない」

「やるだけのことはやった。政府を信じ、もう終わりにしてほしい」
「気持ちは分かるけど、もうやめにしよう。日本の侵略により慰安婦生活を強いられたのは韓国人女性だけじゃない。他の国の女性もつらい思いをしたが、騒ぎ立てることなく静かにしているでしょ?当時侵略されたのは、国が弱くて不安定だったから。2度と他国に侵略されないよう、国民と政府は協力していかなければならない」(翻訳・編集/堂本)