24日、中国メディアによると、中国ナンバーワン富豪の大連万達グループ・王健林会長が欧州最大の映画館チェーン・英デオン&UCIの買収を意気揚々と発表したが、スペインでは敗北を喫した。写真はスペインビル。

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2016年7月24日、贏商新聞によると、中国ナンバーワン富豪の大連万達(ワンダ)グループ・王健林(ワン・ジエンリン)会長が欧州最大の映画館チェーン・英デオン&UCIの買収を意気揚々と発表したが、スペインでは敗北を喫した。

スペインの首都マドリードで2年余り続いた争いに決着がついた。大連万達グループはマドリードのランドマークである高層ビル「スペインビル」を買収し、立て替えを計画していたが、マドリード市政府はこの計画を認可しないことを決めた。

マドリード市政府の決定により、大連万達グループはスペインビルを売却するほかなくなり、資金ばかりか面目も失う結果となった。

スペインビルは、完成したのが1948年という歴史的建物で、マドリードの象徴的な建物。大連万達グループによる建て替えの計画は2005年から棚上げされ続け、15年には市民による建て替え反対の署名運動も行われた。

王会長は中国国営テレビの番組で、取り壊しは老朽化のためで、技術的にもやむを得ないことであり、にわか成金がただ建て替えを思いついたわけではないとし、「この一件は海外投資の上でいい教訓になった」と話していた。(翻訳・編集/岡田)