「自信がありそうに見せる」ために覚えておきたい4つのこと

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重要な面接の直前や壇上でのプレゼンテーションの前など、ここぞという場面に臨むとき、自己不信があると失敗につながりかねない。自信がなさそうに見えると相手にメッセージが伝わらなかったり、言っていることを真剣に受け止めてもらえなかったりする可能性がある。

緊張するような場面を前に少しの不安や自己不信を抱くのは普通のこと。しかし、拭い去ることのできないそうした思考や感情で、それまでの努力を台無しにするのはもったいない。そういった気持ちは健全に処理し、自分を100%信じているような印象を相手に与えたいものだ。そのための4つのアドバイスを紹介する。

1. 少しの不安は有益と考えよ

ちょっとした不安からパニックに陥ってはならない。「みんなに緊張しているのが分かってしまう」などと考えても、不安が増大するだけだ。

それに実際、少しの不安はパフォーマンスを向上させる。2010年に運動心理学の学術誌サイコロジー・オブ・スポーツ・アンド・エクササイズに発表されたある研究は「十分な自信があるアスリートよりも、少し自己不信のあるアスリートの方が良いパフォーマンスをする」との所見を報告している。

自分の不安を見抜かれるのではという心配に無駄なエネルギーを費やしたり、絶対に失敗すると考えて時間を無駄にしたりすることはない。それよりも、少しの自己不信はむしろいい緊張感を維持するのに役立つと考えよう。

2. 感情を冷静に管理せよ

”少し”ではなく”ひどい”緊張状態に陥ってしまうと、自分に自信があるように見せるのはかなり難しくなる。そんなときは、自分の気持ちに冷静に向き合い、適切に感情を統制できるようにしよう。

不安が増大し始めると、それがきっかけで体にも生理学的反応が現れる。心拍数や血圧が上昇し、手のひらに汗が滲んでくる。

心と体を落ち着かせるためには、呼吸に集中することだ。何度かゆっくりと深呼吸をすることで、体の生理的反応を和らげることができる。重要なのは、不安が増大しきった後ではなく、増大し始めた時に手を打つことだ。

3. 自分を励ます合言葉を

考え方によって、不安が増大することも、自信が高まることもある。

「みんなが私を見ている」「なんだか自分がばかに見える」などと考えていると、不安は増すばかりだ。悪い予想をはねのけるための合言葉を、あらかじめ決めておこう。

「自分にはこんな才能がある」とか「私のすごいところを見せてやろう」などの言葉を頭の中で繰り返し唱えることで、後ろ向きの考え方を食い止めることができる。それに、そうした肯定的な言葉は、自分には十分な能力があるのだということを再確認させてくれる。

4. 自信があるかのように振る舞う

自分に自信がない人は、他人から距離を置いたり、目を合わせるのを避けたり、静かな話し方をするが、自信がある人はその逆のことをする。ほかの人に話しかけたり、握手をしたり、相手の目をまっすぐに見つめる傾向が強い。

ここで重要なのは、人は必ずしも自信がなくても、自信ありげに振る舞うことができること。そしてそのように行動すれば、感情もそれに伴ってくることだ。つまり自信があるかのように振る舞えば、実際に自信が高まるのだ。

「自分に自信があったら、今とは違うどんな行動をとっているだろうか」と自分に問いかけ、そのとおりのことをしてみよう。それでもまだ少し不安そうに見えていたとしても、心配することはない。人は自分が思っている以上に、少しの不安に対して寛容なものだ。

これらのことを念頭に置いて、深呼吸をして勇気をかき集め、目の前の難題に立ち向かっていこう。