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英Sophosは、最新のファイル暗号化ソリューション「SafeGuard Encryption 8」をローンチしたことを同社オフィシャルブログで告知した。同社は、2015年11月に「Syncronized Security」構想を発表している。複雑なセキュリティの問題に新しいアプローチで挑むこの構想は、セキュリティは個々の問題に対応してアラートを発するバラバラのツールではなく、各ソリューションがお互いにやりとりする同期のとれたセキュリティ対策を講じることでセキュリティ対策を効率よくするという概念が根底にある。このアプローチにより、ネットワーク、エンドポイントを超えたやりとりを行うことでリスクを軽減し、データの損失を防ぐことができると同社は、発表している。

今回発表した「SafeGuard Encryption 8」は、自動で常時オンのファイルレベルの暗号化機能を提供する。ファイルはモバイル端末にあってもクラウドにあっても対象となり、OSもWindows、Mac、iOS、Androidに対応する。ファイルレベルの暗号化といっても、管理者による面倒な設定は不要だ。ユーザーのファイルはデフォルトで高レベルのセキュリティを得られ、機密情報が不正にアクセスされることを防ぐ。ファイルを選択して解除することもできる。

同社が昨年末に発表したSyncronized Securityは、ファイヤーウォールとエンドポイントセキュリティをシームレスに繋げ、自動化していくもので、同社ではセキュリティの脅威に対する"brand new"(全く新しい)アプローチとして、大きくアピールしている。今回発表された「SafeGuard Encryption 8」が加わることで、さらに堅牢なセキュリティが提供できるとしている。

ブログでは、暗号化技術の多くが「ユーザーレベルの信頼」に依存しており、認証によりユーザーが適切なデータにアクセスできるよう認めるものだが、もしユーザーのユーザー名とパスワードが流出した場合、悪意ある人の手に簡単に渡ってしまう。SophosのSafeguard Encryption 8は認証を全く新しいレベルに格上げし、ユーザー、アプリケーション、デバイスと3面から信頼性を確保する。悪意ある人がパスワード情報にアクセスしても、デバイスやアプリケーションが異なる場合は暗号化されたデータを読むことができないとしている。

(長岡弥太郎)