後付け自動運転キット開発に協力するアプリChffr公開。走行データ提供しポイント獲得、ランキング集計

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ハッカー"Geohot"として名を馳せ、現在は既存の車向けの自動運転キットを開発するGeorge Hotzが、自動運転AIの機械学習用走行データを収集するアプリ「Chffr」を無償配布しています。

ChffrアプリはAndroidで動作し、スマートフォンをダッシュボードに設置して走行するだけで自動運転用のデータを収集、Hotzが興した企業Comma.aiへと送ります。テスラ Model SのAutopilot使用中の死亡事故以降、自動運転車に対する不安や規制を求める声が噴出しています。それでも将来的に自動運転車が普通に道路を走る時代が来ることに疑いの余地はありません。

そんななかGeorge Hotzが設立した企業Comma.aiは、現在既存の車にポン付けで自動運転機能を追加装備できるキットを開発しています。ただ、自動運転車の開発に大量のテストカーと技術者を投入するGoogleや自動車メーカー、さらに自社製品のオーナーにベータ版を渡して実走テストをさせるテスラと違い、Comma.aiには実走テストの機会が圧倒的に不足しています。

そこでHotzは、スマートフォンアプリで広く一般から機械学習用の走行データを収集する方法として、Chffrアプリをによる走行データ収集を考え出しました。Comma.ai の自動運転技術の開発に協力したいと思う人は誰でも自分の車とChffrアプリを使って参加することができます。

 

 

アプリの使い方は、スマートフォンを自分の車のダッシュボードに取り付けてアプリを起動し、普通にその辺を走るだけ。あとは走行中の情報をスマートフォンが収集し、自動的にComma.aiへと送ります。

またユーザーはただ走行データを献上するだけではなく、走行距離に応じてCommaポイントを獲得する仕組みになっています。Comm.aiのサイトでは自分の獲得ポイントと、累積ポイント上位者のランキングも見ることができます。Commaポイントをたくさん貯めれば何かもらえたりするのかは不明ですが、もしかすると「クールなサプライズ」があるかもしれません。

現在のところChffrアプリはベータ版で、別にアプリを使っても自分の車が自動で走りだすわけではありません。それでも自動運転車のAI開発に協力してみたいと思うAndroidユーザーなら、参加してみるのも楽しいかもしれません。将来Comma.ai製品が日本でも入手可能になるかはわからないものの、アプリのダウンロードページは日本語化されており、少なくともテスターにはなれそうです。