25日、韓国第2の都市・釜山の海岸で数十万匹に上るアリの大群が一斉に砂浜を移動しているのが見つかり、地震の前兆ではないかとの不安の声がネットユーザーの間で広まっている。写真は釜山・広安里海水浴場。

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2016年7月25日、韓国・ソウル新聞などによると、韓国第2の都市・釜山の海岸で数十万匹に上るアリの大群が一斉に砂浜を移動しているのが見つかり、地震の前兆ではないかとの不安の声がネットユーザーの間で広まっている。

騒ぎは23日、あるネットユーザーが釜山・広安里の砂浜で見つけたというアリの大群の動画をSNSに掲載したことから始まった。これを見た別のユーザーが、21日に釜山各所を突如覆ったガス臭事件を引き合いに出し、「釜山ではここ数日、立て続けに物騒なことが起こっている」として「大地震が迫っているのでは?」と指摘したのだ。アリの大群の動画は瞬く間にフェイスブックやツイッターなどで広まった。

騒ぎを受け、広安里を管轄する区の関係者は「(アリの大群は)梅雨が終わるこの時期に砂浜で毎年見られる光景」とし、「地震の前兆というのは過剰反応」だとしている。

しかし、21日午後に起こった釜山のガス臭騒ぎに続き、同じ東岸の都市・蔚山でも23日に「ガスの臭いがする」との通報が20件余り寄せられる騒ぎが起こっており、いずれも原因が判明していないことから、市民の不安は尽きないようだ。

この記事には次のようなコメントが寄せられている。

「何事もなければいいけど、心配だ」
「日本の専門機関の助言を仰いで!地震強国の日本なら分かるはず」
「少しでもおかしな兆候があるならきちんと公表すべきだ。『デマ』では済ませられない」
「梅雨らしい梅雨もなかったのに『梅雨が終わる時期』だなんて」

「中東呼吸器症候群(MERS)はラクダ肉が原因、大気汚染はサバと豚の焼き肉が原因と分析した。さて今度のガス臭の原因は?」
「韓国では郵便局以外の機関は信用できない」
「映画を見てみろよ。地震の前は、主人公以外の誰も地震が起きると信じていないのが常じゃないか」

「米カリフォルニアの海岸で似たような現象が起こった後、地震が来たという事例がある」
「東日本大震災の前にはガス臭がしたと聞いたよ」
「日本は大地震の可能性が高いとして全国民が備えをしている。一方の韓国は、国民をあおるデマにすぎないと片付けている」(翻訳・編集/吉金)