どっちが効くの? 栄養ドリンクとエナジードリンクの違いとは?

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 体力消耗の夏、「栄養ドリンク」や「エナジードリンク」にお世話になっている人も多いかもしれないが、多種多様な商品から何を選べばよいの? そもそも、「栄養ドリンク」と「エナジードリンク」ってどう違うの? トレンド総研(東京)は、夏場の「栄養ドリンク」や「エナジードリンク」の摂取をテーマに、20〜50代の働く男女500人を対象としたアンケートを実施。回答者たちから寄せられた「栄養ドリンク」や「エナジードリンク」に関する疑問をもとに、専門家にアドバイスをもらった。

 まず、みんなどれぐらい飲んでいるのだろうか。仕事がある日の「夏の疲れ対策」として、「栄養ドリンク」や「エナジードリンク」が有効だと思うかどうかについては、57%が「そう思う」と回答。実際に疲れを感じた時にこれらのドリンクを飲んだことがあるという人は、74%に上った。どちらを飲むことが多いかについては、67%が「栄養ドリンク」、22%が「エナジードリンク」、11%が「どちらも同じくらい」。ただ、20代男性では「エナジードリンク」(48%)が「栄養ドリンク」(35%)を上回るなど、年代や性別によっても差があるよう。

 「栄養ドリンクやエナジードリンクを選ぶ際の知識に十分な自信がありますか?」という問いに「ある」と答えた人は、わずか10%。選ぶ際には、「パッケージを見て効きそうなものを選ぶ」(38歳・男性)、「疲れがたまっているときは(値段の)高いものを飲む」(27歳・女性)など、漠然とした理由やイメージで購入している人が多いようだ。

 医薬品ビジネスに精通する赤瀬 朋秀氏(日本経済大学大学院 教授、ファーマシーマネジメント研究所 所長、 薬剤師)は、「栄養ドリンク」の多くは医薬部外品、「エナジードリンク」は清涼飲料水で、効能・効果の表示が認められているのは「栄養ドリンク」のみだと指摘。両者には根本的な違いが存在していた。また同氏は、バランスの良い食事を大前提に、ビタミンB1やフルスルチアミンの入った「栄養ドリンク」は夏の疲れ対策として期待できるとしている。「水分補給と栄養補給は別々に」というのも大切なようだ。のど越しが良い飲料はグイグイ飲みがちだが、特に「エナジードリンク」はカフェインの含有量が非常に多く、1日の用法・用量を守るよう呼びかけている。食事を基本に、適度にドリンク類を取り入れてリフレッシュしよう。