25日、韓国・KBSテレビはこのほど、韓国の高速道路を走り路上の安全を守る「安全パトロールカー」が、むしろ道路の危険要素になっていると報じた。写真はソウル。

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2016年7月25日、韓国・KBSテレビはこのほど、韓国の高速道路を走り路上の安全を守る「安全パトロールカー」が、むしろ道路の危険要素になっていると報じた。

高速道路上を巡回し、路上の障害物を取り除く作業などを行う安全パトロールカー。一般的には道路を管理する韓国道路公社からの委託を受けた業者がこの作業を担っているが、最近、パトロールカーの老朽化が問題となっている。

ある業者が運用する7台は走行距離がすべて70万キロ以上、うち1台は積算走行距離が99万9999キロに達して記録できなくなり走行距離計を交換したところだ。古い車ばかりなだけに、エンジンがかからなくなる、真っ黒な排気ガスをまき散らす、高速上で突然動かなくなる、車軸が折れるなど、安全に直結する問題も絶えない。これらの修理を担当した整備士も「(この仕事をして)30年になるが、50万キロを超えた車は見たことがなかった」と驚くほどだ。

道路公社側は、正規職員用の車両、外注用の安全パトロールカーともに9年程度の使用で交換していると弁解するが、実際には、全国の安全パトロールカーの4割ほどが走行距離50万キロを超え走り続けているという。

報道を受け、韓国のネットユーザーがさまざまなコメントを寄せている。

「また道路公社?これはひどい。まるで人を人ではなくごみ扱いだね」
「高速道路の安全を守る車なのに、これは深刻」
「老朽化した車のせいで一般車両にまで危険が及ぶかもしれない」

「あれだけの高速料金を集めておいてどこに使ってるんだ?」
「そもそも100万キロも走れること自体が不思議」
「国産車も丈夫なんだね。日本車も顔負けだ」
「耐久性のテストでもしてるのか?」

「こんな状態で誰が誰の安全を守るのやら」
「これなら中古車の方がまだましでしょ」
「なぜ使うべき所にお金を使わないのか…」
「この国は実にぶざまだ」(翻訳・編集/吉金)