中国メディアの中国路面機械網は21日、中国の大手建設機械メーカーである中連重科が開発したゴミ収集車が2016年6月に日本の顧客に納入されたと伝え、「日本のハイエンド市場の非常に高い壁を乗り越えた大きな出来事だ」と論じた。(イメージ写真提供:123RF)

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 中国メディアの中国路面機械網は21日、中国の大手建設機械メーカーである中連重科が開発したゴミ収集車が2016年6月に日本の顧客に納入されたと伝え、「日本のハイエンド市場の非常に高い壁を乗り越えた大きな出来事だ」と論じた。

 記事によれば、日本の顧客に納入されたというゴミ収集車は中連重科が15年5月にプロジェクトチームを組織し、「1年あまりの時間を費やして日本市場向けに開発したもの」だ。プロジェクトチームは「日本を訪れ、十分に市場の調査研究を行い」、かつ「有名ブランドのゴミ収集車の仕様や性能を真剣に研究した」という。

 また記事は「最終的にシャーシには日本企業の製品を用いて、その他の部分は日本市場の要求に合わせて設計し直すという方案で日本の顧客と合意に達した」と説明。さらに「プロジェクトチームは日夜奮闘し、日本のゴミ収集車に関する大量の技術資料を調べ、ついに性能や仕様が日本の顧客の要求にかなったゴミ収集車を製造することに成功した」と説明した。

 この出来事について「ゴミ収集車はハイエンド製造業を代表する製品の1つ」であるゆえに、中連重科のゴミ収集車が日本の顧客に採用されたということは中国製造業が「海外のハイエンド市場の壁を突破した」ことを意味すると指摘。「中国製造業が国際ハイエンド市場でシェアを獲得するための模範を打ち立てた」とこの出来事の意義を説明した。

 記事の要点の1つは、中連重科が払った真剣な努力だ。「充分な市場調査研究」、「真剣に研究」、「日夜奮戦」、「大量の技術資料を調査」という表現は、明らかに日本のハイエンド市場の高い壁を乗り越えるために中連重科が払った努力の質と量を強調している。つまり記事がこの出来事の意義について「中国製造業が国際ハイエンド市場でシェアを獲得するための模範を打ち立てた」と説明したのは、中連重科のように真剣な努力を払えば中国製造業は海外ハイエンド市場でシェアを獲得できるというメッセージが含まれているのであろう。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)